トミタ電機、今期経常を一転赤字に下方修正

会社側からの【修正の理由】

＜連結業績＞　2020年１月期第２四半期の連結累計期間におきましては、米中貿易摩擦による中国経済の悪化と長期化、更にそれに関連する国内電子産業の低迷といった影響を、中国ならびに国内市場において、まともに受けております。　米中関係は改善方向に向かい年後半からは世界経済は再び堅調に推移するものと予想しておりましたが、それが全く逆の方向に進み、円高（期首想定レート110円/US$に対し第２四半期末レート107円/US$）も含めた直近の事業環境と今期の上半期の実績見込みを踏まえて、通期業績を前記の通り修正いたします。　売上高は前回予想を下回る５億３千２百万円となる見込みです。損益面では、生産及び検査設備の自動化、更新等生産効率の向上による原価の低減ならびに経費等の削減に努めましたが、売上高減少に伴う稼働率の低下により前回の利益予想から損失計上となる見込みです。営業損失は１億２百万円、経常損失は１億２百万円、親会社株主に帰属する当期純損失は１億４百万円となる見込みです。　2020年1月期通期におきましては、情報通信関連及びＦＡ関連の需要に回復が見られるものの、その他分野における売上高減少の影響により、営業損益、経常損益、親会社株主に帰属する当期純損益は損失計上となる見込みです。＜個別業績＞　2020年１月期第２四半期累計期間におきましては、連結業績において記載した内容と概ね同様の理由により、売上高は３億８千３百万円、営業損失は８千１百万円、経常損失は７千７百万円、四半期純損失は８千万円となる見込みです。　2020年1月期通期におきましても、連結業績と概ね同様の理由により、営業損益、経常損益、当期純損益は損失計上となる見込みです。