日本スキー、上期営業を赤字拡大に下方修正
6040日本スキー場開発【連結】
業績修正PDF
日本スキー場開発 <6040> [東証M] が2月8日大引け後(16:00)に業績修正を発表。21年7月期第2四半期累計(20年8月-21年1月)の連結営業損益を従来予想の5500万円の赤字→3億0500万円の赤字(前年同期は2億円の黒字)に下方修正し、赤字幅が拡大する見通しとなった。
なお、通期の営業利益は従来予想の3億2000万円(前期は3億1700万円)を据え置いた。
株探ニュース
会社側からの【修正の理由】
2020年9月4日に公表しました2021年7月期第2四半期(累計)連結業績予想の前提条件は、当第2四半期連...
会社側からの【修正の理由】
2020年9月4日に公表しました2021年7月期第2四半期(累計)連結業績予想の前提条件は、当第2四半期連結累計期間中も新型コロナウイルス感染症の影響が継続し、インバウンド来場者数はゼロとし、バスツアー・団体顧客を中心に減少することを想定しておりましたが、再度緊急事態宣言が発令され、不要不急の外出や移動の自粛が要請されたことにより、来場者が2021年1月以降想定を大幅に下回りました。具体的には、グリーンシーズン前半(2020年8月から11月初旬)においては、新型コロナウイルス感染症の影響を受けたものの、2020年9月には前期並みの来場者数まで回復し、10月においてはGo Toトラベルの効果もあり、10月単月の索道を稼働した施設における来場者数は過去最高となるなど、業績は堅調に推移しておりました。当ウィンターシーズンにおいては、インバウンドの来場が見込めない状況であり、また、12月には東京都をはじめとする自治体からの不要不急の外出自粛要請や、Go Toトラベルの一時停止もありましたが、寒波の到来により十分な積雪を確保できたことや、感染症対策を十分に施し運営を行っていたこと等から、12月単月の来場者数は前年比83.7%を維持しておりました。また、日帰り型のスキー場であるめいほうスキー場の来場者は12月・1月累計においても前年を超過し、川場スキー場も83.8%を維持しております。しかしながら、2021年1月7日に1都3県に対して緊急事態宣言が発令され、その後1月13日には対象地域が11都府県まで拡大したことにより、特に宿泊を伴うスキー場エリアの来場者数が急減し、また、学習旅行やバスツアーの大半がキャンセルとなりました。これらにより、売上高が減少し、来場者数に合わせたリフト運行や稼働率の低下したレストラン等施設をクローズさせるなどコスト圧縮に取り組みましたが、新型コロナウイルスの影響によりレストランでの飲食やスキーレンタル等附帯サービスの利用が想定よりも減少し、売上単価及び利益率が低下したことから、減収幅を補うことができず、営業利益も減少いたしました。なお、経常利益及び親会社株主に帰属する四半期純利益については、新型コロナウイルス感染症関連給付金をはじめとする補助金等の金額が確定しておりませんので、判明次第お知らせ致します。また、通期の連結業績予想につきましても再度見積もりを行っており、2021年2月7日以降も延長となりました緊急事態宣言の状況を見極め、合理的な見積もりが可能となった時点で速やかに開示させていただきます。
業績予想の修正
今上期【修正】
| 決算期 | 売上高 | 営業益 | 経常益 | 最終益 | 修正1株益 | 修正1株配 | 発表日 | 会計基準 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 旧 20.08-01 | 2,500 | -55 | -55 | -90 | -2.0 | 0 | 2020-09-04 |
連結 |
| 新 20.08-01 | 2,250 | -305 | ー | ー | - | 0 | 2021-02-08 |
連結 |
| 修正率 | -10.0 | 赤拡 | - | - | - | % |
今期の業績予想
上期業績
| 決算期 | 売上高 | 営業益 | 経常益 | 最終益 | 修正1株益 | 修正1株配 | 発表日 | 会計基準 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 19.08-01 | 3,208 | 200 | 202 | 356 | 7.5 | 0 | 2020-03-06 |
連結 |
| 予 20.08-01 | 2,250 | -305 | ー | ー | - | 0 | 2021-02-08 |
連結 |
| 前年同期比 | -29.9 | 赤転 | - | - | - | % |
今期【予想】
| 決算期 | 売上高 | 営業益 | 経常益 | 最終益 | 修正1株益 | 修正1株配 | 発表日 | 会計基準 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2019.07 | 6,628 | 629 | 634 | 607 | 12.7 | 0 | 2019-09-06 |
連結 |
| 2020.07 | 6,063 | 317 | 388 | 139 | 2.9 | 0 | 2020-09-04 |
連結 |
| 予 2021.07 | 5,400 | 320 | 320 | 160 | 3.5 | 2.33 | 2020-09-14 |
連結 |
| 前期比 | -10.9 | +0.9 | -17.5 | +15.1 | +19.7 | % |
- ・「予」:予想業績、「旧」:修正前の予想業績、「新」:修正後の予想業績、「実」:実績業績、「変」:決算期変更
- ・ 会計基準および日本会計基準における[連結/非連結]決算区分は右端項目に表記しています。 「連結」:日本会計基準[連結決算]、「単独」:日本会計基準[非連結決算(単独決算)]、「米国」:米国会計基準、「IFRS」:国際会計基準
- ・[連結/非連結]決算区分の変更があった場合は、連続的に業績推移を追えるように、連結と非連結を混在して表示しています。
- ・前期比および前年同期比は、会計基準や決算期間が異なる場合は比較できないため、「−」で表記しています。
- ・米国会計基準と国際会計基準では、「経常益」欄の数値は「税引き前利益」を表記しています。
- ・前期比および前年同期比は、会計基準や決算期間が異なる場合は比較できないため、「-」で表記します。同一の会計基準内で規則変更が行われた場合については、変更は考慮せずに比較を行っています。
- ・予想1株利益、予想1株配当は期中に実施された株式分割など新株発行を反映した現在の発行済み株式数で算出しています。そのため、会社発表の数値と違う場合があります。
- ・業績予想がレンジで開示された場合は中央値を表記しています。
「決算速報」「個別銘柄の決算ページ」で配信する最新の業績情報は、東京証券取引所が提供する適時開示情報伝達システム(TDnet)において、 上場企業が公表する決算短信と同時に配信されたその企業自身の作成によるXBRL(企業の財務情報を電子開示するための世界標準言語)に基づいたデータをそのまま使用しています。 また、業績予想がレンジで開示された場合はレンジの中央値を予想値として採用しています。なお、この配信されたデータには、新興企業を中心に誤ったデータが配信される場合が希にあります。 投資判断の参考にされる場合は、より正確な決算短信のPDFファイルを併せてご確認くださいますようお願いします。