Jフロント、上期税引き前を一転赤字に下方修正、通期も減額
3086J.フロント リテイリング【連結】
決算短信PDF
J.フロント リテイリング <3086> が6月29日大引け後(15:30)に決算(国際会計基準=IFRS)を発表。22年2月期第1四半期(3-5月)の連結税引き前損益は44.1億円の赤字(前年同期は284億円の赤字)に赤字幅が縮小した。
しかしながら、併せて3-8月期(上期)の同損益を従来予想の18億円の黒字→43億円の赤字(前年同期は227億円の赤字)に下方修正し、一転して赤字見通しとなった。
上期業績の悪化に伴い、通期の同損益を従来予想の66億円の黒字→20億円の黒字(前期は286億円の赤字)に69.7%下方修正した。
直近3ヵ月の実績である3-5月期(1Q)の売上営業損益率は前年同期の-42.7%→-5.2%に急改善した。
株探ニュース
会社側からの【修正の理由】
(1)当第1四半期連結決算、(2)今後の連結業績見通しをふまえ、前回発表予想(2021年4月13日公表)に...
会社側からの【修正の理由】
(1)当第1四半期連結決算、(2)今後の連結業績見通しをふまえ、前回発表予想(2021年4月13日公表)に対し、主に第2四半期(累計)及び通期の売上収益が当初想定を下回る見通しにあることから、業績予想を下方修正いたします。(1)当第1四半期連結決算 当第1四半期連結決算は、前回発表予想値(2021年4月13日公表)の算出後に、主力の百貨店・ SC(パルコ)事業において、新型コロナウイルス感染症再拡大に伴う政府・各自治体からの緊急事態 宣言にもとづく外出や営業自粛の要請をふまえ、4月下旬以降、店舗の営業縮小、営業時間短縮を実施しました。 こうした影響等から、売上収益は対前年16.8%の増収となりましたものの、感染症拡大前の対19年度比較では △34.1%と当初計画に対し大きく減少いたしました。 こうしたなか、期中において投資抑制や経費削減に取り組みましたものの、売上収益の減少をカバー するまでに至らず、事業利益は休業等に伴う固定費の振替等もあり黒字を確保したものの、営業利益・親会社の 所有者に帰属する四半期利益は損失となりました。 (当第1四半期決算の詳細は、本日開示の「決算短信」「業績説明資料」をご参照下さい)(2)今後の連結業績見通し 当社を取り巻く事業環境は、ワクチン接種の普及等による社会・経済活動の正常化への期待が 高まる一方で、感染症再拡大により第5波、第6波が生じる懸念など、不確実性の高い状況が継続しております。 こうしたなか、現時点で感染症拡大の収束時期や消費の回復時期を予測することは困難ではありますが、 今後の業績見通しについて、第1四半期決算及び消費動向をふまえ、以下の想定にもとづき見直した結果、 主に百貨店・SC事業の売上が当初想定を下回る見通しにあることから、前回発表予想値に対し連結売上収益、 各利益は減少する見通しです。 今回修正予想における業績見通しについて、当社ではワクチン接種先行国の状況もふまえ、国内での ワクチン接種状況や行動制限、消費動向等の前提条件を設定し、業績シナリオを策定しています。 上記にもとづき、社会・経済活動は段階的に正常化に向かい、特に第3四半期以降、国内のワクチン 接種率の進行により国内の移動・行動制限は緩和され、国内消費は年度終盤に向けて段階的に回復に 向かうと想定しております。 具体的には、主力の百貨店、SC事業において6月21日より、飲食・レストランの時短営業等を除き、 全店で通常通り営業を再開しております。これらにより、第2四半期以降、訪日外国人観光客を除く 入店客数及び売上、店舗賃貸収入は回復基調に転じるものの、百貨店売上の19年度水準への回復 (免税売上を除く)は年度終盤になるものと仮定し算出しております。 こうしたなか、百貨店・SC事業をはじめ各事業において売上収益確保にむけた施策を講じることにより、 連結売上収益は第2四半期(6-8月)に19年度実績の約8割程度、下半期には同9割程度(19年度のSC事業 における保留床売却影響を除く)を見込んでおります。あわせて、当初計画に対し投資抑制や管理可能経費 の削減を図るほか、要員・業務委託ポストの見直し、保有資産の見極めなどグループ経営構造改革の推進 強化により、通期の親会社の所有者に帰属する当期利益は黒字を確保する見通しです。 実際の感染症影響や消費動向等により、当予想は大きく変動する可能性があります。今後の業績動向を ふまえ、今回修正予想について再度修正が必要となる場合は、速やかに開示いたします。(将来に関する記述等についてのご注意) 本資料に掲載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が本資料発表日現在入手している 情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づいており、実際の業績等は様々な要因により異なる 可能性があります。
実績
第1四半期累計決算【実績】
| 決算期 | 売上高 (百万円) |
営業益 (百万円) |
経常益 (百万円) |
最終益 (百万円) |
修正1株益 (円) |
対上期進捗率 (%) |
発表日 | 会計基準 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 19.03-05 | 112,482 | 12,794 | 12,150 | 7,447 | 28.5 | 50.7 | 2019-06-28 |
IFRS |
| 20.03-05 | 63,459 | -27,103 | -28,492 | -20,334 | -77.7 | ー | 2020-06-29 |
IFRS |
| 21.03-05 | 74,097 | -3,819 | -4,413 | -3,062 | -11.7 | ー | 2021-06-29 |
IFRS |
| 前年同期比 | +16.8% | 赤縮 | 赤縮 | 赤縮 | 赤縮 |
業績予想の修正
今上期【修正】
| 決算期 | 売上高 (百万円) |
営業益 (百万円) |
経常益 (百万円) |
最終益 (百万円) |
修正1株益 (円) |
修正1株配 (円) |
発表日 | 会計基準 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 旧 21.03-08 | 180,000 | 4,000 | 1,800 | 1,000 | 3.8 | 14 | 2021-04-13 |
IFRS |
| 新 21.03-08 | 165,000 | -2,500 | -4,300 | -3,000 | -11.5 | 14 | 2021-06-29 |
IFRS |
| 修正率 | -8.3% | 赤転 | 赤転 | 赤転 | 赤転 | % |
今期【修正】
| 決算期 | 売上高 (百万円) |
営業益 (百万円) |
経常益 (百万円) |
最終益 (百万円) |
修正1株益 (円) |
修正1株配 (円) |
発表日 | 会計基準 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 旧 2022.02 | 394,000 | 11,000 | 6,600 | 4,000 | 15.3 | 29 | 2021-04-13 |
IFRS |
| 新 2022.02 | 365,000 | 5,500 | 2,000 | 1,000 | 3.8 | 29 | 2021-06-29 |
IFRS |
| 修正率 | -7.4% | -50.0% | -69.7% | -75.0% | -75.0% | % |
今期の業績予想
上期業績
| 決算期 | 売上高 (百万円) |
営業益 (百万円) |
経常益 (百万円) |
最終益 (百万円) |
修正1株益 (円) |
修正1株配 (円) |
発表日 | 会計基準 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 20.03-08 | 147,471 | -20,637 | -22,760 | -16,311 | -62.3 | 9 | 2020-10-13 |
IFRS |
| 予 21.03-08 | 165,000 | -2,500 | -4,300 | -3,000 | -11.5 | 14 | 2021-06-29 |
IFRS |
| 前年同期比 | +11.9% | 赤縮 | 赤縮 | 赤縮 | 赤縮 |
今期【予想】
| 決算期 | 売上高 (百万円) |
営業益 (百万円) |
経常益 (百万円) |
最終益 (百万円) |
修正1株益 (円) |
修正1株配 (円) |
発表日 | 会計基準 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2020.02 | 480,621 | 40,286 | 37,161 | 21,251 | 81.2 | 36 | 2020-04-10 |
IFRS |
| 2021.02 | 319,079 | -24,265 | -28,672 | -26,193 | -100.0 | 27 | 2021-04-13 |
IFRS |
| 予 2022.02 | 365,000 | 5,500 | 2,000 | 1,000 | 3.8 | 29 | 2021-06-29 |
IFRS |
| 前期比 | +14.4% | 黒転 | 黒転 | 黒転 | 黒転 |
3ヵ月業績の推移【実績】
| 決算期 | 売上高 (百万円) |
営業益 (百万円) |
経常益 (百万円) |
最終益 (百万円) |
修正1株益 (円) |
売上営業損益率 (%) |
発表日 | 会計基準 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 20.03-05 | 63,459 | -27,103 | -28,492 | -20,334 | -77.7 | -42.7 | 2020-06-29 |
IFRS |
| 20.06-08 | 84,012 | 6,466 | 5,732 | 4,023 | 15.4 | 7.7 | 2020-10-13 |
IFRS |
| 20.09-11 | 83,228 | 2,154 | 1,167 | 679 | 2.6 | 2.6 | 2020-12-28 |
IFRS |
| 20.12-02 | 88,380 | -5,782 | -7,079 | -10,561 | -40.3 | -6.5 | 2021-04-13 |
IFRS |
| 21.03-05 | 74,097 | -3,819 | -4,413 | -3,062 | -11.7 | -5.2 | 2021-06-29 |
IFRS |
| 前年同期比 | +16.8% | 赤縮 | 赤縮 | 赤縮 | 赤縮 |
同一の会計基準内で規則変更が行われた場合については、変更は考慮せずに比較を行っています。
また、業績予想がレンジで開示された場合はレンジの中央値を予想値として採用しています。
なお、この配信されたデータには、新興企業を中心に誤ったデータが配信される場合が希にあります。
投資判断の参考にされる場合は、より正確な決算短信のPDFファイルを併せてご確認くださいますようお願いします。
- ・「予」:予想業績、「旧」:修正前の予想業績、「新」:修正後の予想業績、「実」:実績業績、「変」:決算期変更
- ・ 会計基準および日本会計基準における[連結/非連結]決算区分は右端項目に表記しています。 「連結」:日本会計基準[連結決算]、「単独」:日本会計基準[非連結決算(単独決算)]、「米国」:米国会計基準、「IFRS」:国際会計基準
- ・[連結/非連結]決算区分の変更があった場合は、連続的に業績推移を追えるように、連結と非連結を混在して表示しています。
- ・前期比および前年同期比は、会計基準や決算期間が異なる場合は比較できないため、「−」で表記しています。
- ・米国会計基準と国際会計基準では、「経常益」欄の数値は「税引き前利益」を表記しています。
- ・前期比および前年同期比は、会計基準や決算期間が異なる場合は比較できないため、「-」で表記します。同一の会計基準内で規則変更が行われた場合については、変更は考慮せずに比較を行っています。
- ・予想1株利益、予想1株配当は期中に実施された株式分割など新株発行を反映した現在の発行済み株式数で算出しています。そのため、会社発表の数値と違う場合があります。
- ・業績予想がレンジで開示された場合は中央値を表記しています。