伊藤智洋が読む「日経平均株価・短期シナリオ」 (11月20日記)
日経平均株価は、昨晩のNYダウが大幅反落した動きを映して、下放れて始まる公算です。
10月26日の安値2万0971円が底値になっているなら、本日は11月13日の安値2万1484円が意識される展開になると考えられますが、そうならずに下げるなら、そのまま2万0971円を試す流れになることも考えられます。
2万1484円が意識される動きになるなら、本日は価格が大きく下げても始値よりも上で引けて、下ヒゲの長い陽線をつける展開になる公算です。
本日の価格が下値堅さを示す動きにならなければ、目先は一時的にせよ2万0971円を割れる可能性が出てきます。また、その場合、すぐに上昇を開始する動きにはならないと考えられます。
【伊藤智洋 プロフィール】
1996年に投資情報サービス設立。メールマガジン、株価、商品、為替の市況をネット上で配信中。「株の値動きは4回のうち3回当てられる」(KADOKAWA)など著書多数。
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「儲かる! 相場の教科書 ローソク足チャート 究極の読み方・使い方」(日本実業出版社)。
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