NY株式:NYダウ73ドル高、ECB理事会を控えてポジション調整の動き

市況
2019年9月11日 7時57分

米国株式相場はまちまち。ダウ平均は73.92ドル高の26909.43、ナスダックは3.28ポイント安の8084.16で取引を終了した。12日に欧州中央銀行(ECB)理事会での金融政策発表を控えて、ハイテク株など持ち高調整の売りが先行。しかし、米中通商協議において米農産物の購入拡大を議論していることが伝わり下値も限られ、引けにかけてダウは上昇に転じた。セクター別では、電気通信サービスや銀行が上昇する一方で商業・専門サービスや消費者・サービスが下落した。

検索大手のアルファベット(GOOGL)が独占禁止法違反に抵触したとして米50州・地域が調査に乗り出したことが報じられ、SNSのフェイスブック(FB)、ネット小売のアマゾン(AMZN)が下落した。自動車大手のフォード(F)は、格付会社のムーディーズが同社格付を下方修正し軟調推移。ファストフードのウェンディーズ(WEN)は、全米店舗での朝食メニュー提供に伴うコスト増加で、通期見通しを下方修正し大幅下落。一方で、通信大手のベライゾン(VZ)は、シティ・グループによる買い推奨を受け上昇した。

携帯端末のアップル(AAPL)は、本日の新製品発表イベントで定額制映像配信サービス「Apple TV+」を11月1日より月額4.99ドルで提供すると発表した。Mac, iPad, iPhone, Apple TVなどの同社製品を購入すれば、1年分の料金を無料とする計画も発表し、同市場で競合となるネットフリックス(NFLX)やディズニー(DIS)の株価が下落している。

Horiko Capital Management LLC

《FA》

提供:フィスコ

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