NY株式:NYダウ27ドル安、米下院がトランプ大統領弾劾決議採決へ

市況
2019年12月19日 7時00分

米国株式相場はまちまち。ダウ平均は27.88ドル安の28239.28、ナスダックは4.38ポイント高の8827.73で取引を終了した。米中合意を受けた投資家心理の改善が続くものの、米下院がトランプ大統領の弾劾訴追決議案の採決結果を見極めたいとの思惑から、小幅な値動きとなった。ただし下院で可決されても、共和党が多数を占める上院を通過する可能性は極めて低く、影響は限定的との見方が多い。セクター別では、自動車・自動車部品や不動産が上昇する一方で食品・生活必需品小売や運輸が下落した。

運輸・宅配のフェデックス(FDX)は、業績見通しが予想を下振れたほか、先日アマゾンがマーケットプレイス出品者にフェデックスの利用取りやめを通告したことが伝わり大幅下落。一方で、運動靴メーカーのスケッチャーズUSA(SKX)は、ドイツ銀行が新規に投資を開始し上昇。製薬のイーライ・リリー(LLY)は、モルガンスタンレーが投資判断を引き上げ堅調推移。食品のゼネラルミルズ(GIS)は、決算内容が予想を上振れ買われた。電気自動車のテスラ(TSLA)は中国で製造を計画しているモデル3の価格を20%程度引き下げることを検討していることが報じられ上昇した。

大手行のJPモルガン(JPM)は、中国で証券・先物事業のライセンスを取得した。40兆ドル規模の金融市場の開放を進める同国で、ブローカー業務や引き受け業務、投資顧問業務を行うことが可能となる。

Horiko Capital Management LLC

《FA》

提供:フィスコ

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