株価指数先物【昼のコメント】 値がさ半導体株の動向次第、NT倍率は5月半ば以来の14.00倍下回る

市況
2022年7月4日 12時05分

日経225先物は11時30分時点、前日比240円高の2万6070円(+0.92%)前後で推移。買い先行で始まったものの、寄り付きは2万6180円とシカゴ日経平均先物清算値(2万6310円)には届かなかった。その後2万6240円まで買われたが、切り下がる5日移動平均線に上値を抑えられて上げ幅を縮め、前場半ばには2万5920円まで軟化した。売り一巡後は持ち直しを見せており、前引けにかけては2万6000円~2万6100円辺りでの狭いレンジ推移を継続。

買い先行で始まったものの、指数インパクトの大きい東京エレクトロン <8035> [東証P]、アドバンテスト <6857> [東証P]が年初来安値を更新していることもあり、リバウンド狙いの動きは限られたようだ。また、4日の米国市場は祝日で休場となるが、グローベックスの米株先物でNYダウ、S&P500、ナスダック100はいずれも弱含みに推移していることも神経質にさせた。日経225先物は2万6000円水準での底堅さは意識さるものの、ショートカバーを狙ったロングの動きは限られそうだ。

なお、NT倍率は先物中心限月で一時13.97倍に低下し、5月10日につけた13.98倍水準まで一気に低下した。いったんは2点底形成からNTショートの巻き戻しも入る可能性もあるが、東エレクなど値がさ半導体株の動向次第になろう。

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