「人工知能」が首位キープ、チャットGPTに触発され世界マネーも動き出す<注目テーマ>

特集
2023年3月28日 12時20分

★人気テーマ・ベスト10

1  人工知能

2  チャットボット

3  半導体

4  2023年のIPO

5  円高メリット

6  パチンコ・パチスロ

7  パワー半導体

8  銀行

9  ダイヤモンド

10  TOPIXコア30

みんかぶと株探が集計する「人気テーマランキング」で、「人工知能」が1位をキープしている。

人工知能(AI)関連株は米国株市場をはじめグローバルに人気化しており、東京市場でも関連銘柄への投資資金流入が波状的に続いている。先駆した銘柄が利食われる一方で相対的に出遅れている銘柄に資金が回り、引き続き同テーマを柱とした循環物色が継続している。

米スタートアップであるオープンAIの存在が世界的にクローズアップされている。同社が開発した「ChatGPT(チャットGPT)」は対話型AIの進化スピードの速さを如実に示しており、グローバルマネーもAI関連株に物色の矛先を向けている。マイクロソフト<MSFT>がオープンAIへの投資を積極化していることも話題となり、「生成AI」周辺でビジネスを展開する企業を中心にテーマ買いの動きが活発だ。

AIは企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)において重要な役割を担う。ビッグデータの普及と合わせて今から10年ほど前に登場したディープラーニングによってAI技術は飛躍的な進歩を遂げたが、これが現在のデジタライゼーションの礎となっている。岸田政権でも看板政策として掲げる「新しい資本主義」で、成長戦略の柱にAIや量子技術が位置づけられており、株式市場では政策面からの追い風を受けて投資テーマの主役に躍り出ている。

関連銘柄の裾野は非常に広いが、ユーザーローカル<3984>、HEROZ<4382>、ブレインパッド<3655>、FRONTEO<2158>、フィックスターズ<3687>、ティアンドエス<4055>、アステリア<3853>、ニーズウェル<3992>、PKSHA Technology<3993>、HPCシステムズ<6597>などに注目しておきたい。

出所:MINKABU PRESS

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

特集記事

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
米国株へ
株探プレミアムとは
PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.