10万円以下で買える、大幅増益&低PER 30社【スタンダード】編 <割安株特集>
少額資金で投資できる銘柄に対する個人投資家の関心は高い。SBI証券と楽天証券のネット証券大手2社が株式の売買手数料無料化を打ち出すなど、投資家は手数料を気にせずに売買することが可能となっている。最低投資金額(株価×売買単位)が低位の銘柄は、同じ予算でも高株価の銘柄に比べ株数を多く購入できるほか、買い付けや売却の時期を分散できるなどのメリットがある。ただ、業績低迷が続いている企業も数多くあることには注意が必要だ。
東証スタンダード上場企業では836銘柄が最低投資金額10万円以下で購入できる。今回は今期の経常利益が前期比10%以上の大幅増益を見込み、割安を見分ける基準となるPER(株価収益率)が10倍未満の銘柄に注目してみた。
下表は東証スタンダード上場銘柄を対象に、(1)最低投資金額が10万円以下、(2)時価総額50億円以上、(3)今期経常利益が前期比15%以上増益、(4)予想PERが10倍未満――を条件に投資妙味が高まる30社を選び出し、最低投資金額の低い順に記した。(※最低投資金額、PERは13日現在)
13日(金)に配信した「10万円以下で買える、大幅増益&低PER【プライム】編」も併せてご覧ください。
最低投資 ┌ 経常利益┐ 予想
コード 銘柄 金額 増益率 今期 PER
<3264> アスコット 19500 21.9 5400 7.2
<1850> 南海辰村 29700 26.2 2050 6.0
<2162> nms 36900 21.0 1900 4.4
<2788> アップル 44700 27.5 1621 4.7
<7987> ナカバヤシ 50500 145 2460 9.0
<7819> 粧美堂 51500 17.9 1140 8.7
<6748> 星和電 53200 33.7 1550 6.5
<6551> ツナグGHD 61700 37.5 861 8.7
<2436> 共同PR 64400 21.8 1050 9.6
<3878> 巴川コーポ 70000 33.9 2200 7.1
<3551> ダイニック 73100 24.3 1850 5.3
<4977> 新田ゼラチン 74000 42.7 3400 8.4
<8904> アバンティア 78000 118 2000 9.3
<7980> 重松製 78600 20.0 960 9.0
<7065> upr 78800 36.7 1200 7.7
<8844> コスモスイニ 81000 16.7 7800 5.3
<8940> インテリクス 81800 95.4 1186 7.4
<4957> ヤスハラケミ 82800 22.2 1433 7.4
<1430> 1stコーポ 83400 68.8 2400 6.1
<7875> 竹田iP 86500 28.8 1200 8.0
<6378> 木村化 86800 25.8 2770 8.9
<8119> 三栄コ 87400 20.2 1500 9.2
<9051> センコン物流 88800 40.3 825 8.3
<7435> ナ・デックス 89000 17.1 1420 8.0
<6570> 共和コーポ 90600 15.0 1278 6.9
<9171> 栗林船 91500 16.4 2400 8.2
<6044> 三機サービス 93500 36.8 1037 9.5
<5965> フジマック 96600 25.2 3000 6.3
<7214> GMB 99400 99.5 2650 5.3
<3538> ウイルプラス 99600 59.6 2488 6.3
※単位は最低投資金額が円、増益率が%、経常利益が百万円、予想PERは倍。
※対象条件について、直近予想の「最終利益が経常利益の80%以上」の企業は、特別利益や税控除などにより一時的に最終利益がかさ上げされているケースが多いため、対象から除いた。
※通期予想が無配・未定の銘柄は除いた。
株探ニュース