10万円以下で買える、高利回り＆低PBR 28社【スタンダード】編 ＜割安株特集＞

少額資金で投資できる銘柄に対する個人投資家の関心は高い。ＳＢＩ証券、楽天証券、ＧＭＯクリック証券のネット証券3社が株式の売買手数料無料化を打ち出すなど、投資家は手数料を気にせずに売買することが可能となっている。最低投資金額(株価×売買単位)が低位の銘柄は、同じ予算でも高株価の銘柄に比べ株数を多く購入できるほか、買い付けや売却の時期を分散できるなどのメリットがある。ただ、業績低迷が続いている企業も数多くあることには注意が必要だ。

東証スタンダード上場企業では731銘柄が最低投資金額10万円以下で購入できる。今回は配当利回りが3.5％以上かつ今期増益予想の企業に注目。加えて、割安株という観点からPBR(株価純資産倍率)が理論上の解散価値である1倍を下回る銘柄に絞り込んだ。

下表は東証スタンダード上場銘柄を対象に、(1)最低投資金額が10万円以下、(2)時価総額が50億円以上、(3)今期の配当利回りが3.5％以上、(4)PBRが1倍未満、(5)今期経常増益を見込む――を条件に投資妙味が高まる28社を選び出し、最低投資金額の低い順に記した。(※最低投資金額、利回り、PBRは26日現在)

なお、26日(金)に配信した「10万円以下で買える高利回り＆低PBR【プライム】編」も併せてご覧ください。

最低投資　　配当　　　　　　経常

コード 銘柄　　　　　　 金額　利回り　　 PBR　増益率

<7795> ＫＹＯＲＩＴ　　21100　　3.79　　0.51　　25.8

<6428> オーイズミ　　　33000　　3.64　　0.39　 775.0

<423A> ライオン事務　　33400　　4.49　　0.87　　 7.1

<9268> オプティマス　　33400　　5.39　　0.97　 232.0

<8135> ゼット　　　　　48800　　3.69　　0.65　　 2.1

<6165> パンチ　　　　　49100　　3.78　　0.64　　 1.1

<6778> アルチザ　　　　55500　　3.60　　0.76　　42.9

<8737> あかつき本社　　56600　　4.42　　0.92　　13.1

<7872> エステール　　　58300　　4.63　　0.56　　39.2

<7987> ナカバヤシ　　　58900　　3.74　　0.55　　43.4

<1420> サンヨーＨ　　　70500　　3.55　　0.54　　54.2

<7971> 東リ　　　　　　73500　　4.35　　0.87　　17.9

<6189> Ｇキッズ　　　　75000　　5.33　　0.92　　38.6

<3293> アズマハウス　　77500　　4.52　　0.36　　 2.4

<3571> ソトー　　　　　77500　　5.16　　0.64　1448.0

<1822> 大豊建　　　　　77800　　4.11　　0.99　　23.0

<7065> ｕｐｒ　　　　　79000　　4.43　　0.66　　39.5

<8835> 太平発　　　　　80600　　4.96　　0.40　　44.9

<7636> ハンズマン　　　82000　　3.66　　0.63　　 5.5

<8904> アバンティア　　85400　　4.45　　0.44　　39.6

<3951> 朝日印刷　　　　87500　　4.34　　0.53　　 4.4

<3173> コミニックス　　87800　　3.99　　0.78　　70.9

<2927> ＡＦＣ－ＨＤ　　88100　　4.09　　0.82　　 0.1

<9368> キムラユニテ　　88600　　3.84　　0.90　　 5.5

<6882> 三社電機　　　　90500　　4.42　　0.50　　 1.7

<3447> 信和　　　　　　90900　　3.74　　0.76　　21.5

<5936> 洋シヤタ　　　　93500　　4.28　　0.63　　 2.5

<2344> 平安レイ　　　　93700　　3.84　　0.51　　 9.5

※単位は最低投資金額が円、利回りが％、PBRが倍、増益率が％。

※今期最終赤字の銘柄を除く。

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