<動意株・11日>(前引け)=スター精密、ソースネクスト、三光合成

材料
2018年1月11日 11時42分

スター精密<7718>=急反発し、昨年来高値を更新。同社は10日の取引終了後、18年2月期の連結業績予想について、売上高を565億円から595億円(前期比21.6%増)へ、営業利益を51億円から59億円(同63.6%増)へ、最終利益を41億円から46億円(同44.6%増)へ上方修正したことが好感されている。工作機械事業において、欧州や中国で自動車関連を中心に設備投資需要が好調に推移しているほか、特機事業でも米国市場向けを中心に需要が堅調なことが売上高や利益を押し上げる見通しだという。同時に、30万株(発行済み株数の0.81%)、または6億円を上限とする自社株買いを発表しており、これも好材料視されているようだ。

ソースネクスト<4344>=続急伸。東海東京調査センターが10日付で、投資判断を「アウトパフォーム」、目標株価を2000円として新規にカバレッジを開始したことが好材料視されているようだ。同センターでは、同社が12月14日から販売を開始した超小型通訳デバイス「ポケトーク」(世界50言語、61カ国対応)が業績を飛躍的に拡大させると予想。18年3月期は、営業利益が前年比27.1%増を見込んでおり、会社計画の同9.1%増益を大幅に上回ると見込んでいる。さらに、19年3月期は同102.1%増、20年3月期は同15.0%増と予想している。

三光合成<7888>=急伸し実質上場来高値を更新。同社が10日取引終了後に発表した18年5月期第2四半期累計(17年6月~11月)の連結決算は、売上高が301億5500万円(前年同期比9.5%増)、営業利益は14億9500万円(同38.8%増)、最終利益は10億3200万円(同29.7%増)だった。従来予想からいずれも大きく上振れて着地、最終利益段階では計画を4億円弱上回った。これを手掛かり材料に投資資金が流入している。今上期は販売力の強化や生産効率の向上およびコスト低減努力が収益に反映された。欧州やアジア向けに自動車内装品の売り上げが伸びた。利益面でもタイなどでの受注増加が寄与して回復色をみせている。

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出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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