概況からBRICsを知ろう~ブラジル株式市場は小幅続伸、原油高や海外市場の上昇を好感

市況
2018年1月23日 13時06分

【ブラジル】ボベスパ指数 81675.42 +0.56%

22日のブラジル株式市場は小幅続伸。主要指標のボベスパ指数は前日比455.92ポイント高(+0.56%)の81675.42で取引を終えた。80922.85から81675.42まで上昇した。

買いが先行した後はいったん売りに押されたが、その後は上げ幅をじりじりと拡大させた。原油高が好感され、資源の一角に買いが広がった。また、欧米市場がおおむね堅調だったことも支援材料。一方、不透明な国内の政治環境が指数の上値を押さえた。

【ロシア】MICEX指数 2308.61 0.97%

22日のロシア株式市場は反発。主要指標のMICEX指数は前日比22.28ポイント高(+0.97%)の2308.61で取引を終了した。2285.32から2308.61まで上昇した。

買いが先行した後は上げ幅を拡大させ、引けまで高値圏でもみ合った。原油高が好感され、資源の一角に買いが広がった。また、企業の増配期待が高まっていることも支援材料。外部環境では、欧米市場が堅調だったことが買い安心感を与えた。一方、米ロ関係の悪化懸念が解消されていないことが引き続き指数の足かせになった。

【インド】SENSEX指数 35798.01 +0.81%

22日のインド株式市場は4日続伸。前日比286.43ポイント高(+0.81%)の35798.01、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同71.50ポイント高(+0.66%)の10966.20で取引を終えた。

終始プラス圏で推移し、終盤上げ幅を拡大させた。外国人投資家(FII)の買い継続が指数をサポート。FIIはこの日までに6日連続の買い越しとなった。また、昨年10-12月期の企業の決算報告が堅調だったことも支援材料。決算報告が発表された130社の平均増益率は16.5%になったと報告されている。

【中国本土】上海総合指数 3501.36 +0.39%

週明け22日の中国本土市場は値上がり。主要指標の上海総合指数は、前営業日比13.50ポイント高(+0.39%)の3501.36ポイントと5日続伸した。約2年1カ月ぶりの高値水準に達している。上海A株指数も上昇し、14.18ポイント(0.39%)高の3667.31ポイントで取引を終えた。

景気期待が持続。2017年の国内総生産(GDP)成長率が6.9%で着地し、7年ぶりに前年成長率を上回ったことが引き続き材料視された。中国人民銀行(中央銀行)の資金供給もプラス。人民銀は先週、リバースレポ取引によりネットで5900億人民元の資金を市中に供給した(本日も供給継続)。

《NH》

提供:フィスコ

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