11時00分時点の日経平均は4日ぶり反発、信越化やエムスリーが決算受け大きく上昇

市況
2018年1月29日 11時10分

11時00分現在の日経平均株価は23739.54円(前週末比107.66円高)で推移している。前週末26日の米国市場でNYダウは223ドル高となり、主要株価指数が揃って過去最高値を更新した。米経済指標の予想上振れや主要企業の好調な決算がポジティブ視された。本日の日経平均はこうした流れから75円高でスタートすると、為替の円高一服もあり、一時23787.23円(同155.35円高)まで上昇する場面があった。好決算銘柄を中心に買いが入り、相場を押し上げている。

個別では、前週末に決算発表したファナック<6954>や信越化<4063>が買われ、日経平均の上昇に寄与している。信越化は4%を超える上昇となっている。その他では、三菱UFJ<8306>、ソニー<6758>、トヨタ自<7203>などがしっかり。任天堂<7974>は小幅に上昇している。東エレク<8035>やSUMCO<3436>など半導体関連株の上げが目立ち、第3四半期決算発表のエムスリー<2413>は商いを伴って急伸している。また、安田倉<9324>、イントラスト<7191>、井村屋G<2209>などが東証1部上昇率上位に顔を出している。一方、三井住友<8316>やソフトバンクG<9984>が小安く、キーエンス<6861>、楽天<4755>、コマツ<6301>もさえない。楽天は損害保険事業への参入が報じられている。小糸製<7276>は決算を受けて下げが目立つ。また、アーク<7873>、新日無<6911>、バロック<3548>などが東証1部下落率上位に顔を出している。

(株式アナリスト 小林大純)

《HK》

提供:フィスコ

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