「ドライブレコーダー」関連は根強い人気、「あおり運転」問題で10~12月の出荷台数が急増<注目テーマ>
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みんなの株式と株探が集計する「人気テーマランキング」で、「ドライブレコーダー」が19位となっている。
電子情報技術産業協会およびドライブレコーダー協議会は1月24日、17年度第3四半期(10~12月)のドライブレコーダー出荷台数が85万7991台となり、前期(7~9月)に比べ2.0倍、前年同期比では2.2倍になったと発表した。「あおり運転」が発端で起きた今年6月の東名高速道路での死亡事故後も危険運転による事故が相次いでいることから、危険運転車対策として購入する人が増えているようだ。
こうしたなか、JVCケンウッド<6632>は1月31日に発表した中期経営計画に、需要拡大が見込まれるドライブレコーダーや車載カメラなどの車載光学関連事業を強化すると明記。また直近では、富士ソフト<9749>が今年1月からデジタルタコグラフ一体型ドライブレコーダーの販売を開始したほか、テクノホライゾン・ホールディングス<6629>子会社のエルモ社が昨年12月末に業務用車両に特化したドライブレコーダーを発売するといった動きもみられている。
このほか、堀場製作所<6856>、パイオニア<6773>、クラリオン<6796>、市光工業<7244>なども製造・販売しており、業績への寄与が期待される。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)