バンナムHDは後場急浮上、18年3月期業績および配当予想を上方修正
バンダイナムコホールディングス<7832>は午前中は冴えない動きとなっていたが、後場急浮上している。この日正午ごろ、18年3月期の連結業績予想について、売上高を6200億円から6300億円(前期比1.6%増)へ、純利益を400億円から415億円(同6.0%減)へ上方修正したことが好感されている。営業利益は570億円(同9.9%減)で据え置いた。
ネットワークエンターテインメント事業で。「ドラゴンボールZ ドッカンバトル」など国内外のネットワークコンテンツが好調に推移していることなどが要因という。また、従来12円を予定していた期末配当を83円に引き上げるとあわせて発表しており、これも好材料視されているようだ。なお、年間配当は95円となり、前期実績の82円に対しては13円の増配となる予定だ。
同時に発表した第3四半期累計(17年4~12月)決算は、売上高4831億8000万円(前年同期比5.2%増)、営業利益534億6200万円(同11.1%減)、純利益408億7800万円(同12.1%減)だった。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)