ハイパー Research Memo(11):同社の在庫販売は価格競争や陳腐化リスクのヘッジにもなっている

特集
2018年2月9日 15時41分

■中期経営計画

3. リスクと課題

ハイパー<3054>のリスクとして、コンピュータ販売業界における価格競争と在庫の陳腐化があげられる。パソコン販売は、法人、個人とも国内市場は飽和状態のため代替需要が中心となっており、商品の低価格化が進んでいる。また、価格比較サイトなど商品価格情報の提供やメーカー直販により、今後もパソコンや周辺機器の価格競争は継続すると予測されている。しかも、パソコンのライフサイクルは比較的短いため、売れ残るとデッドストックになりやすい。しかし、同社は在庫を売れ筋に限定して低価格で仕入れた上、適正な管理を行っている。このため、財務基盤を揺るがすほどの価格競争や保有在庫の陳腐化が起こる可能性は低いと考える。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 宮田仁光)

《MH》

提供:フィスコ

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