外為サマリー:一時1ドル106円10銭台に軟化、NYダウ先物高には反応薄
15日の東京外国為替市場のドル円相場は、午後5時時点で1ドル=106円34銭前後と、前日午後5時時点に比べ1円00銭強のドル安・円高となっている。
欧州時間のドル円相場は下値模索の展開で、午後4時30分過ぎには一時106円10銭台に軟化した。時間外取引でNYダウ先物がプラス圏で推移しているもののドルの反応は鈍く、前日に重要な下値抵抗線となっていた昨年9月安値107円31銭をあっさりと割り込んだことが引き続き投資家心理に影を落としているもよう。また、麻生太郎財務相がこの日の午前に、現在の為替相場について「特別に介入が必要なほどの水準ではない」と述べたことに欧州勢が反応している面もあるようだ。
ユーロは対円で1ユーロ=132円92銭前後と同4銭程度のユーロ高・円安。対ドルでは1ユーロ=1.2500ドル前後と同0.0120ドル強のユーロ高・ドル安で推移している。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)