明日の株式相場見通し=投資家心理やや改善、買い優勢の地合い継続

市況
2018年3月6日 17時28分

あす(7日)の東京株式市場は、きょうの日経平均株価が5日ぶりに大幅反発したことで、大きく弱気に傾いていた投資家心理がある程度改善することが予想され、買い優勢の地合いが継続しそうだ。

市場関係者からは「5日の米株式市場で“米政権が関税導入方針を見直す余地があり、貿易摩擦激化への懸念がひとまず和らいだ”との受け止めが広がり、NYダウ平均株価が336ドル高と大幅反発した。この米株式の大幅高と、外国為替市場での円安・ドル高進行を好感して、日経平均株価は一時、前日比500円を超える上昇となった。きのう約半年ぶりに割り込んだ200日移動平均線(2万1192円93銭=6日)をすかさず上回ったことは、買い安心感につながったようだ」との見方が出ていた。

6日の東京株式市場は、朝方から機械、化学、精密機器、電機、自動車など主力株中心にほぼ全面高商状となり、日経平均株価終値は前日比375円67銭高の2万1417円76銭と5日ぶりに急反発した。

日程面では、1月の景気動向指数、5日時点の給油所の石油製品価格に注目。海外では、米2月のADP雇用統計、米1月の貿易収支、米地区連銀経済報告(ベージュブック)が焦点になる。(冨田康夫)

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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