ANAPは大幅続落、18年8月期営業利益予想を上方修正も材料出尽くし感強まる

材料
2018年4月11日 10時56分

ANAP<3189>は大幅続落している。10日の取引終了後、18年8月期の単独業績予想について、営業利益を2億5000万円から3億3000万円(前期比62.7%増)へ、純利益を2億1700万円から3億400万円(同62.3%増)へ上方修正したが、株価は直近上昇基調にあり、9日には年初来高値1390円をつけていただけに、目先の材料出尽くし感から売られているようだ。

他社アパレルのEC強化の値引き合戦に積極的に参入しない方針のもと、粗利益確保を優先したことで売上高は従来予想の69億1300万円(同1.0%増)を据え置いた。ただだ、再生プロジェクトの効果で粗利率が想定よりも順調に改善していることから、利益は上方修正したという

なお、同時に発表した第2四半期累計(17年9月~18年2月)決算は、売上高31億1600万円(前年同期比3.5%減)、営業利益8500万円(前年同期3500万円の赤字)、最終利益8600万円(同5700万円の赤字)だった。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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