吉野家は大幅安で2000円大台割れ意識、19年2月期増収増益予想も市場コンセンサス届かず

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2018年4月12日 12時41分

吉野家ホールディングス<9861>は大幅安、一時6.9%安の2015円と売り込まれ2000円大台攻防の様相となっている。2000円割れとなればザラ場ベースで3月16日以来。同社が11日取引終了後に発表した19年2月期の連結業績予想では、売上高が2110億円(前期比6.3%増)、営業利益は41億円(同2.0%増)、最終利益は17億円(同14.0%増)を見込んでいる。主力の牛丼が顧客ニーズを捉えているほか、季節商品の投入で客足を増やし増収増益基調を継続する見通し。

ただ、利益面では市場コンセンサスに届かず売りを誘発した。同社株は3月中旬以降、陽線の連続で急勾配の上昇トレンドを形成していたこともあって、利食い急ぎの動きが顕在化した。なお、18年2月期連結決算は売上高1985億300万円(前の期比5.2%増)、営業利益40億1900万円(同2.2倍)、最終利益14億9100万円(同19.5%増)だった。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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