「インバウンド」需要の好調さを再認識、大手百貨店2社は増収増益で着地<注目テーマ>

特集
2018年4月12日 12時20分

★人気テーマ・ベスト10

1 人工知能 

2 レアアース 

3 セルフレジ 

4 RPA 

5 ドローン 

6 カジノ関連 

7 5G 

8 再生医療 

9 TOPIXコア30 

10 ICタグ

みんなの株式と株探が集計する「人気テーマランキング」で、「インバウンド」が21位となっている。

高島屋<8233>が9日に、J.フロント リテイリング<3086>が10日に発表した決算をきっかけに、インバウンド需要の好調さが再認識されているようだ。

高島屋の18年2月期通期の連結決算は、営業収益9495億7200万円(前の期比2.8%増)、営業利益353億1800万円(同3.9%増)で着地。免税売上高は約487億円(同41.6%増)に伸長した。昨年4月に開業した「高島屋免税店 SHILLA&ANA」や、各専門店およびレストラン街と連動し、新宿「タカシマヤ タイムズスクエア」一体となった情報発信や販売促進策を強化したことが功を奏した。

Jフロントの18年2月期通期の連結決算は、売上収益4699億1500万円(前の期比3.8%増)、営業利益495億4600万円(同18.7%増)で着地。免税売上高は約479億円(同62.8%増)に拡大した。訪日外国人客への対応強化としてモバイル決済が可能な売り場を広げるとともに、店頭での販売サービス強化に取り組んだことが寄与した。

三越伊勢丹ホールディングス<3099>の決算発表は5月9日に予定されているが、2日に公表した3月度の売上高速報では全国的に免税売り上げは好調だとしている。

なお、ファッションビル運営などを手掛けるパルコ<8251>が9日に発表した18年2月期の連結決算では、海外発行クレジットカード取扱高が全店合計で前の期比25.1%増になったことが明らかとなった。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

特集記事

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
米国株へ
株探プレミアムとは
PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.