ヒューマンAHDなど直近IPO株は軟調、初値高騰で利益確定売りも
ヒューマン・アソシエイツ・ホールディングス<6575>やコンヴァノ<6574>、ビープラッツ<4381>といった直近IPO銘柄は軟調。全体相場が方向感に欠ける展開となるなか「初値が高騰した直近IPO銘柄には利益確定売りが先行している」(アナリスト)という。
人材紹介事業やメンタルヘルスケア事業を手掛け10日に東証マザーズに新規上場したヒューマンAHDはこの日一時、ストップ安と急落。同社は上場2日目の11日、公開価格から約3.1倍の3600円で初値をつけたが、この日は一転、売りが膨らんだ。11日に東証マザーズに新規上場したコンヴァノも急落。同社はネイルサロン「FASTNAIL」を展開。初値は公開価格の約2.3倍の2189円だったが、この日は売り先行となっている。今後再度、直近IPO銘柄が人気化するかは「全体相場が再度、活気づき投資家のセンチメント(心理)が改善するか、どうかによるだろう」(同)とみられている。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)