【今週読まれた記事】悪夢のワルツを打ち破り上昇の兆しを探れ

特集

2018年4月14日 6時30分

株探でその週によく読まれた記事を紹介する【今週読まれた記事】のコーナー、今週は4月7日から4月13日までの株探へのアクセス状況を元に人気の記事をご紹介します。

これまで約2カ月にわたって「2週上げては翌週暴落」を繰り返してきた日経平均株価。戻り相場への期待を抱かせてからの強烈な下げと、“悪夢のワルツ”とでもいうべきステップの3ターン目が成るか否かという週でした。結果は前週末比211円高、3週連続の上げと、日本市場はこの嫌なパターンを打ち破ることができました。もちろん、まだまだ強気になれる相場とはいきませんが、明るい材料と言ってよいのではないでしょうか。

今週のランキングトップとなった「中村潤一の相場スクランブル『“劇的上昇株”を探せ新潮流に乗る10銘柄』」で中村編集長は、現在の相場が日銀のETF買いと個人投資家の買いによって支えられていると指摘し、圧倒的売り主体だった外国人投資家が買いに転じている可能性について述べています。実際、前週には外国人投資家は現物、先物ともに買い越しており、これが続けば本格的な上昇トレンド転換が期待できるだけに、動向が注目されます。

来週以降の展望を識者はどう捉えているのでしょう。今週、大人気となったのは「雨宮京子氏【米株暴落でも買い優勢！東京市場は変わったか】(1) ＜相場観特集＞」。雨宮氏は当面ボックス圏が続くとした上で、内需系のテーマ株の勢いが増しているとして戦略を提示しています。また人気連載「【北浜流一郎のズバリ株先見！】 ─ トレンド下方転換を回避！ “株で1億円”を続行」で北浜氏はネガティブ材料の影響も2カ月で薄れることを提示、流れが変わっていると指摘しています。

その他、相場観に関する記事・連載記事は以下の通りです。各氏の意見をぜひ参考になさってください。

【植木靖男の相場展望】 ─ 当面中小型材料株の乱舞続く

米中貿易摩擦など懸念材料あるも、今週は最大の買い場に？！＜東条麻衣子の株式注意情報＞

大谷正之氏【米株暴落でも買い優勢！東京市場は変わったか】(2) ＜相場観特集＞

現在の相場を支える主役である個人投資家ですが、銘柄選択の柱となっているのが「投資テーマ」と「好業績」です。株探ではこの2つの材料について詳しく特集した記事を数多く掲載していますが、その中でも今週特に人気となったのが「好業績続く“内需株”、18年3月期【業績上振れ】候補」です。第1弾、第2弾とも上位にランクインしました。米中貿易摩擦や円高などの外部環境に不透明感があるなか、それらの影響を受けにくい内需株に注目が集まっています。ぜひチェックしてください。

好業績続く“内需株”、18年3月期【業績上振れ】候補〔第1弾〕＜成長株特集＞

好業績続く“内需株”、18年3月期【業績上振れ】候補リスト〔第2弾〕＜成長株特集＞

その他、「投資テーマ」関連では以下の記事が人気となりました。常に人気上位にある“民泊”“ドローン”などはもちろんですが、今週は“レアアース”関連に新たな発見があり話題となりました。こちらも要注目です。

「ドローン」関連の上値追い続く、ＡＩ関連と並走して物色人気＜注目テーマ＞

「レアアース」が14位に急浮上、南鳥島周辺に数百年分のレアアースで注目度急上昇＜注目テーマ＞

“民泊解禁”まで2ヵ月、市場「急拡大」予想と期待の15銘柄＜株探トップ特集＞

“働き方改革時代”の幕が上がり…、脚光「福利厚生」関連株＜株探トップ特集＞

新年度「ロケットスタート候補」10銘柄、点火直前テーマ株でGO！＜株探トップ特集＞

お買い物は、生放送で――EC新潮流「ライブコマース」の期待株＜株探トップ特集＞

自動運転のキーデバイス、車載センサーで注目必至の有望株＜株探トップ特集＞

訪日客需要にカツ！躍動高へ向かう「ナイトエコノミー」関連＜株探トップ特集＞

3月期決算の発表シーズンが近いこともあり、好業績企業を特集した記事も大きな注目を集めています。「決算先取り、19年3月期“大幅増益”期待リスト〔第1弾〕＜成長株特集＞」などは決算発表前にチェックすれば大きなアドバンテージとなりますので、ぜひご活用ください。