市場ニュース

2018年4月26日 5時30分
【注目】 前日に「買われた株!」総ザライ ―本日につながる期待株は?―


■ジャストプラ <4287>  3,210円 (+504円、+18.6%) ストップ高

 ジャストプランニング <4287> [JQ]がストップ高。子会社プットメニューとボクシーズ(東京都千代田区)は、日本KFCホールディングス <9873> [東証2]傘下の日本ケンタッキー・フライド・チキンが運営するケンタッキー・フライドチキンの2店舗にオーダーシステム「Putmenu(プットメニュー)」を試験導入すると発表しており、これを好感した買いが入った。「Putmenu」は、テーブルや部屋をIoT化することで、「注文0分」「会計0分」を実現するシステム。外出前の自宅などで自身のスマートフォンからメニューを選んだり、客席にいながら注文をすることができ、料理ができ上がると、注文したスマートフォンにお知らせを配信。利用者は、商品を受け取るときにレジで支払いを行うというもので、注文時にカウンターに並ぶ必要がない体験を提供する。第1弾として、新宿南口店、池袋サンシャイン通り店で利用できるようにする予定だ。

■サムシング <1408>  640円 (+100円、+18.5%) ストップ高

 サムシングホールディングス <1408> [JQG]がストップ高。25日付の日本経済新聞で「ITコンサルのITbookと地盤改良工事のサムシングホールディングスの経営統合した新会社は、2020年3月期の連結決算で8億円の営業利益を目指す」と報じられており、これを好材料視した買いが入った。両社は4月6日、10月に共同持ち株会社「ITbookホールディングス」を設立し経営統合すると発表したが、両社の直近決算での営業利益の合算(ITbook17年3月期とサムシング17年12月期)は3億2000万円。今後、統合による事業拡大やコスト削減効果が表れるとみているもようで、この報道で具体的な数値が出てきたことが、評価されているようだ。なお、共同株式移転により新会社が上場するためITbook <3742> [東証M]およびサムシングは9月26日に上場廃止となる予定だ。

■正興電 <6653>  1,146円 (+150円、+15.1%) ストップ高

 正興電機製作所 <6653> [東証2]がストップ高。24日に決算を発表。18年12月期第1四半期(1-3月)の連結経常利益が前年同期比77.7%増の4.8億円に拡大して着地したことが買い材料視された。電力部門の収益が急拡大したことが寄与。電力会社向け配電設備関連製品の販売が増加したほか、電力システム改革に対応した情報制御システムなどが堅調だった。上期計画の4.5億円をすでに7.8%上回っており、業績上振れを期待する買いが向かった。

■新日本無線 <6911>  943円 (+123円、+15.0%)

 東証1部の上昇率トップ。新日本無線 <6911> が6日続急騰。24日大引け後に発表した18年3月期の連結経常利益は前の期比10.7%増の20.5億円で着地。決算期変更する18年12月期(9ヵ月の変則決算)は22億円の見通しとなった。会社側が公表した18年3月期実績と比べ、経常利益は65.2%増となり、実質大幅増益となることが好感されたようだ。今期は衛星を介したインターネット環境の需要増加を背景に、衛星通信用コンポーネントの好調が続く。また、主力の電源用半導体は、中国スマートフォン市場は不安定な状況が続く一方、IoTの進展でスマートフォン以外の電子機器への搭載拡大を見込む。なお、想定為替レートは1ドル110円に設定した。

■東光高岳 <6617>  1,883円 (+187円、+11.0%)

 東証1部の上昇率2位。東光高岳 <6617> が急反騰。24日の取引終了後に発表した19年3月期の連結業績予想が、売上高910億円(前期比4.5%減)、営業利益34億円(同15.4%増)、純利益17億円(同10.0%増)と2ケタ営業増益を見込んでいることが好感された。電力会社の設備投資や修繕費の抑制継続で売上高は減収を見込むが、生産性の向上と原価低減活動を加速させることで増益を確保する見通し。あわせて、既存事業とは異なる新たな収益基盤の構築に向けて事業領域の拡大にも取り組むとしている。なお、18年3月期決算は、売上高953億900万円(前の期比11.6%減)、営業利益29億4700万円(同26.0%減)、純利益15億4600万円(同26.4%減)だった。

■医学生物 <4557>  2,280円 (+220円、+10.7%) 一時ストップ高

 医学生物学研究所 <4557> [JQ]が続急騰。24日に決算を発表。18年3月期の連結経常利益は前の期比82.8%減の1100万円に落ち込んだものの、続く19年3月期は前期比15倍の1億7000万円に急拡大する見通しとなったことが買い材料視された。前期は為替差損の計上や持分法投資損失の増加が利益を圧迫した。今期は臨床検査薬などの新製品による売上増加に加え、中国子会社の好調継続を見込む。また、経費抑制や製造合理化をさらに進め、利益率向上を目指す。

■JFEシステ <4832>  2,365円 (+216円、+10.1%)

 JFEシステムズ <4832> [東証2]が6連騰。25日午後2時ごろに発表した19年3月期の連結業績予想で、売上高430億円(前期比6.7%増)、営業利益28億9000万円(同3.0%増)、純利益19億円(同55.3%増)と最終大幅増益を見込み、年間配当で前期比20円増の70円を予定していることが好感された。前期に続いて、製鉄所システムリフレッシュ関連が伸長する見通し。また、前期に計上した本社移転や首都圏オフィスの集約に関する特損が一巡することで、最終利益は大幅増益を見込んでいる。なお、18年3月期決算は、売上高402億8100万円(前の期比3.0%増)、営業利益28億600万円(同22.6%増)、純利益12億2300万円(同3.3%減)だった。

■VIX短先物 <1552>  15,390円 (+1,050円、+7.3%)

 国際のETF VIX短期先物指数 <1552> [東証E]が4日続急伸。同ETFは「恐怖指数」と称される米VIX指数とリンクしており、米国市場の波乱時に上昇する特性を持つ。24日のNYダウは前日に比べ424ドル安と5日続落。決算発表を受けキャタピラーが急落したほか、ハイテク株も下落した。これに伴い、米VIX指数は同1.68(10.3%)ポイント高の18.02に急上昇した。こうしたなか、25日の国際VIX短期先物も連動高した。

■ぱど <4833>  764円 (+48円、+6.7%)

 ぱど <4833> [JQG]が6連騰。ここ売り物薄のなか水準を切り上げてきたが、一気に人気が加速する格好となった。フリーペーパー大手でデジタル事業へのシフトも進めている。M&A戦略を駆使して加速的な業績成長を遂げているRIZAPグループ <2928> [札証A]の傘下にあり、RIZAPが買収したサンケイリビング新聞社と合わせたフリーペーパー事業における規模の追求が、同社株を強く刺激する背景となっている。

■鉄建 <1815>  3,330円 (+200円、+6.4%)

 東証1部の上昇率5位。鉄建建設 <1815> が大幅続伸。24日の取引終了後、集計中の18年3月期連結業績について、営業利益が従来予想の61億円から66億1000万円(前の期比8.2%増)へ、純利益が37億円から56億3000万円(同40.8%増)へ上振れたようだと発表しており、これを好感した買いが入った。売上高は従来予想の1680億円(同1.8%増)を据え置いたものの、土木工事の完成工事総利益が増加したことが寄与した。また、営業外収支の改善や税金費用の低減があり、最終利益を押し上げた。また、業績の上振れに伴い、従来50円を予定していた期末一括配当を25円増額して75円にするとあわせて発表した。

■大塚HD <4578>  5,478円 (+287円、+5.5%)

 東証1部の上昇率7位。大塚ホールディングス <4578> が大幅続伸。25日午前8時30分ごろ、常染色体優性多発性のう胞腎(ADPKD)治療薬「ジンアーク」(一般名「トルパプタン」)が、米国における初めてのADPKD治療薬として、米国食品医薬品局(FDA)から23日(現地時間)に販売承認を取得したと発表しており、これを好材料視した買いが入った。子会社大塚製薬が創製したトルパプタンは、2014年3月に世界で初めて、難病であるADPKDの進行抑制の効能・効果で承認を取得した。15年にはADPKD治療薬として欧州、カナダ、韓国などで承認されており、承認国は現在、世界40ヵ国以上に拡大している。ADPKDは腎機能が徐々に低下していく遺伝性の病気で、米国では約14万人が罹患しているとされている。なお、業績予想には織り込み済みで、同件による業績予想の修正はないとしている。

■KIHD <6747>  526円 (+27円、+5.4%)

 照明・信号機大手のKIホールディングス <6747> [東証2]が大幅続伸。24日に発表した18年9月期上期(17年10月-18年3月)の連結経常利益は前年同期比48.3%増の35.9億円に拡大し、従来予想の29億円を上回って着地したことが買い材料視された。公共事業向けの売り上げは減少する一方、原価低減の進展などで利益は計画を大幅に上回った。併せて、通期の同利益を従来予想の38億円→44億円に15.8%上方修正し、増益率が2.6%増→18.8%増に拡大する見通しとなった。下期は中国高速鉄道向けの売上増加を見込む。

■日立ハイテク <8036>  4,960円 (+230円、+4.9%)

 日立ハイテクノロジーズ <8036> が大幅続伸。24日に決算を発表。18年3月期の連結税引き前利益は前の期比3.1%増の555億円になり、従来の減益予想から一転して増益で着地。続く19年3月期も前期比13.3%増の630億円に伸び、3期連続で過去最高益を更新する見通しとなったことが買い材料視された。今期もメモリー向け積極投資が継続する中、主力の半導体製造装置の好調が続くうえ、科学・医用システムの収益が回復する。研究開発などの成長戦力投資を吸収し、2ケタ増益を達成する見通しだ。業績好調に伴い、前期の年間配当を80円→85円に増額し、今期も前期比10円増の95円に増配する方針としたことも支援材料となった。

■Tホライゾン <6629>  905円 (+42円、+4.9%)

 テクノホライゾン・ホールディングス <6629> [JQ]が大幅に3日続伸。同社は24日取引終了後、同社の連結子会社がモバイルペイメント対応マルチ決済端末「FP-1」において中国の電子決済サービス「アリペイ」に対応したことを発表、これを材料視する形で投機資金が流入した。アリペイは中国で約6億人のアクティブユーザーが利用するデジタル決済プラットフォームで、同社業績への貢献が期待される状況にある。

■清水建 <1803>  1,033円 (+20円、+2.0%)

 清水建設 <1803> が続伸。25日午後1時ごろ、集計中の18年3月期連結業績について、営業利益が従来予想の965億円から1213億円(前の期比5.8%減)へ、純利益が690億円から849億円(同14.2%減)へ上振れたようだと発表しており、これを好感した買いが入った。売上高は1兆6000億円から1兆5194億円(同3.1%減)へ下振れたものの、建築、土木ともに工事採算の改善により完成工事総利益が増加したことなどが寄与したという。

■ミライトHD <1417>  1,743円 (+31円、+1.8%)

 ミライト・ホールディングス <1417> が続伸。24日、同社が18年3月期の連結経常利益を従来予想の130億円→178億円に36.9%上方修正。増益率が22.8%増→68.1%増に拡大し、3期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなったことが買い材料視された。モバイル工事や受信障害対策工事に加え、国内PBX・LAN配線工事などが増加したことが収益を押し上げた。工事平準化による施工効率の改善や採算重視の事業運営を進めたことも上振れの要因となった。業績上振れに伴い、前期の年間配当を従来計画の30円→35円(前の期は30円)に増額修正したことも支援材料となった。さらに24日終値ベースの予想PERが16.9倍→11.9倍に低下し、割安感が強まったことも買いに拍車を掛けた。

■キヤノン電子 <7739>  2,545円 (+43円、+1.7%)

 キヤノン電子 <7739> が6日続伸。24日の取引終了後に発表した第1四半期(1-3月)連結決算は、売上高218億1700万円(前年同期比5.3%増)、営業利益29億5500万円(同2.6%減)、純利益19億7100万円(同8.0%減)と営業減益だったことから売りが先行したが、想定内との見方が強まり売り一巡後は徐々に買いが優勢となった。絞りユニットなどのカメラ部品が伸長したほか、レーザープリンター・複合機向けのレーザースキャナーユニットで新製品の生産開始や既存製品の生産増加などがあり、主力のコンポーネント部門が伸長し売上高は増収を確保した。ただ、電子情報機器セグメントのレザープリンターが減少したほか、販管費の増加などがあり減益を余儀なくされた。なお、18年12月期通期業績予想は、売上高850億円(前期比1.5%増)、営業利益99億4500万円(同3.5%増)、純利益77億9000万円(同0.7%増)の従来見通しを据え置いている。

■名鉄 <9048>  2,785円 (+34円、+1.2%)

 名古屋鉄道 <9048> が続伸。愛知県が25日、長久手市の愛・地球博記念公園に、ジブリの作品を活用した「ジブリパーク」を整備する構想について、基本デザインを発表。同時に、2022年度中の開業を目指すことで合意したことから、観光客の増加による恩恵を期待した買いが入ったようだ。「ジブリパーク」は「ハウルの動く城」などのジブリ作品に見られる19世紀末の空想科学的要素を取り入れたエレベーター棟を中心とする「青春の丘エリア」、スタジオジブリの多くの展示物を収蔵する展示室や映像展示室からなる「ジブリの大倉庫エリア」、映画「もののけ姫」の「タタラ場」をモチーフにした「もののけの里エリア」、「ハウルの城」や映画「魔女の宅急便」の「オキノ邸」をモチーフにした「魔女の谷エリア」、映画「となりのトトロ」と「サツキとメイの家」にちなんだ「どんどこ森エリア」などからなる施設。愛・地球博記念公園へのアクセスは愛知高速交通のリニモが中心となるが、周辺を含め市内の移動には名鉄バスが多いことから、恩恵が期待されている。

※25日の上昇率が大きかった銘柄を株価変動要因となった材料とともに抜粋。

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