「VR」のランキング上昇、エムアップの新会社設立が刺激<注目テーマ>
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みんなの株式と株探が集計する「人気テーマランキング」で、「VR」が16位となっている。
VR(仮想現実)とは、現実感を伴う仮想的な世界を提供する技術のこと。視野を完全に覆うゴーグル型のディスプレー(ヘッドマウントディスプレー)を装着することで、ディスプレーに映し出される仮想空間に実際にいるような錯覚を体験することができる。国内では、ソニー<6758>が16年10月に「プレイステーションVR」を発売したことをきっかけに認知度が向上。現在ではゲーム以外での利用も進んでいる。
足もとでVRへの関心が高まっているのは、エムアップ<3661>が18日にVR事業を展開する新会社「VR MODE(ブイアールモード)」の設立を発表したこと。新会社はVR事業を強力に推進するためのコンソーシアムになるとしており、20日にはJストリーム<4308>が「VR MODE」と協業することで合意したことを明らかにした。
このほか、直近でVR関連のニュースが相次いでいることもランキング上昇の一因となっているもよう。イグニス<3689>は10日、子会社パルスが順天堂大学大学院医学研究科の堀江教授および医学部附属順天堂医院と共同で、「Virtual Realityアプリケーションによる慢性痛み刺激の緩和の臨床研究」を開始したと発表。
メディア工房<3815>は2日、VRコントローラー端末の開発などを手掛ける中国の北京凌宇智控科技と業務提携したことを明らかにしている。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)