東エレク、SUMCOなど半導体関連株が人気、米半導体関連株の上昇を引き継ぐ
東京エレクトロン<8035>、SCREENホールディングス<7735>、SUMCO<3436>など半導体製造装置メーカーや半導体材料を手掛ける銘柄群に物色の矛先が向かっている。前日の米国株市場ではNYダウが続落歩調を続けているものの、ハイテク株全般は買い優勢となりナスダック指数は上昇した。アップルの1~3月決算と4~6月期の業績見通しが好調だったことは、日米ともに投資家の不安心理を後退させるポジティブ材料となっている。また、半導体銘柄で構成されるフィラデルフィア半導体株指数は1.7%強の上昇をみせ高値圏で引けており、このリスクオンの流れが東京市場でも半導体関連株への追い風となっている。IoTやビッグデータの普及など世界的な産業のパラダイムシフトを背景に、半導体市場はこれまでのシリコンサイクルを覆すスーパーサイクル入りの思惑もあり、関連銘柄は改めて見直しが進む可能性がある。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)