NY株式:NYダウは174ドル安、FOMC発表受け利上げ観測拡大

市況
2018年5月3日 7時00分

2日の米国株式相場は下落。ダウ平均は174.07ドル安の23924.98、ナスダックは29.81ポイント安の7100.90で取引を終了した。午後にFOMC結果発表を控えて、様子見ムードから積極的な売買は限られた。注目のFOMCでは政策金利が据え置かれたものの、インフレ率が目標に近づいたとの認識を示し、6月の追加利上げを示唆。発表後に株価は下落した。セクター別では、テクノロジー・ハード・機器や自動車・自動車部品が上昇する一方で保険や家庭用品・パーソナル用品が下落した。

携帯端末のアップル(AAPL)は、iPhone販売台数が予想に一致したほか、サービス収入が過去最高を記録したことで、携帯端末販売の成長鈍化に伴う業績懸念が後退し上昇。一方で写真共有アプリを手掛けるスナップチャット(SNAP)は、売上高と1日当たりのアクティブユーザー数(DAU)が予想を下振れ急落。ファストフードのヤム・ブランズ(YUM)は、既存店売上高が予想に届かず軟調推移。薬剤給付管理会社のCVSヘルス(CVS)は、医療保険のエトナ(AET)の買収計画について当局の調査を受けており、先行き不透明感から売られた。

マーケット終了後に電気自動車のテスラ(TSLA)が発表した1-3月期決算は、売上高は予想を上振れ、1株損失は予想よりも縮小した。時間外取引で上昇して推移している。

Horiko Capital Management LLC

《TM》

提供:フィスコ

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