カナダドル週間見通し:底堅い展開か、原油先高観が引き続き下支えに

市況
2018年5月12日 15時03分

■強含み、原油高継続を意識した買いが入る

先々週・先週のカナダドル・円は強含み。カナダ中央銀行のポロズ総裁は景気拡大により今後利上げが必要になると見方を示した。また、米国がイラン核合意から離脱し、イランに対して過去最大級の経済制裁を行うと発表したことを受けて、NY原油先物が上昇したこともカナダドル買い材料となった。取引レンジ:83円89銭-86円06銭。

■底堅い展開か、原油先高観が引き続き下支えに

今週のカナダドル・円は底堅い展開か。米国のイラン核合意離脱、対イラン経済制裁再開の発表を受けて、原油供給量の低下思惑や、中東の地政学的リスク拡大への警戒感により、原油先高観が引き続きカナダドルの下支えになる。

○発表予定の加主要経済指標・注目イベント

・18日:3月小売売上高(2月:前月比+0.4%)

・18日:3月消費者物価指数(2月:前年比+2.3%)

予想レンジ:85円00銭-87円00銭

《FA》

提供:フィスコ

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