英ポンド週間見通し:下げ渋りか、経済指標悪化は織り込み済み

通貨
2018年5月19日 14時51分

■強含み、米ドル高・円安進行の影響受ける

先週のポンド・円は強含み。企業買収に絡んだポンド買いが引き続き観測されたこと、米ドル・円相場が円安方向に振れたことが要因。英中央銀行の政策金利は長期間据え置きとの見方が広がったものの、ユーロ売り・ポンド買いの取引が増えた関係でポンドの対円レートはやや強い動きを見せた。取引レンジ:147円99銭-150円01銭。

■下げ渋りか、経済指標悪化は織り込み済み

今週のポンド・円は下げ渋りか。4月消費者物価指数や1-3月期国内総生産(GDP)改定値などが注目される。英中銀金融政策委員会(MPC)で成長見通しは下方修正されているため、経済指標がやや低調な内容でもポンド売りが再び広がる可能性は低いとみられる。

○発表予定の英主要経済指標・注目イベント

・23日:4月消費者物価コア指数(前年比予想:+2.2%、3月:+2.3%)

・25日:1-3月期国内総生産改定値(前年比予想:+1.2%、速報値:+1.2%)

予想レンジ:148円00銭-151円00銭

《FA》

提供:フィスコ

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