モルフォは一時17%下落、韓国からのロイヤルティー収入減で上期62%営業減益
モルフォ<3653>は大幅続落で一時、前週末比675円(17.2%)安の3255円まで売られ、年初来安値を更新している。8日の取引終了後に発表した第2四半期累計(17年11月~18年4月)連結決算が、売上高10億5900万円(前年同期比11.8%減)、営業利益1億8200万円(同62.2%減)、純利益1億800万円(同71.5%減)と大幅減益だったことが嫌気されている。
カメラデバイス事業で韓国顧客からのロイヤルティー収入が減少したほか、研究開発費や新規顧客獲得を目的としたパートナー企業との連携強化に付随した販売手数料が増加した。また、ネットワークサービス事業で、新規受託開発案件の受注や新製品のライセンス契約などの売り上げが計画を下回ったことも響いた。
なお、18年10月期通期業績予想は、売上高26億5000万円(前期比12.4%増)、営業利益9億円(同11.2%増)、純利益6億2000万円(同1.6%減)の従来見通しを据え置いている。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)