不動テトラが年初来高値更新、リニア大深度地下のトンネル工事でＪＶ契約
不動テトラ<1813>が続伸、一時４％高の２０７円まで上昇し年初来高値を更新した。朝方に大阪北部で震度６弱の地震が発生し、建設株の一角が上昇、地盤改良事業で実績の高い同社株にも物色の矛先が向かった。もっとも、同社株は５月末から一貫して上昇基調を強めている。２０２７年の開業を目指すビッグプロジェクトであるリニア中央新幹線の建設で、中京圏では初となる「大深度地下」を通すシールドトンネル工事において、複数の建設会社によるＪＶが契約。そのなかには同社も含まれており、リニア関連の低位建設株として投機資金が食指を動かしている。高ＲＯＥで配当利回りも２．５％弱と高く、株主還元姿勢も評価材料とみられている。
出所：みんなの株式（minkabu PRESS）