バミューダ、フィンテック・ブロックチェーン企業向けに銀行に新分野創設【フィスコ・ビットコインニュース】

通貨
2018年7月4日 16時36分

英領バミューダ諸島政府が、ブロックチェーンや仮想通貨関連企業をひきつけるため銀行法の一部を修正したことが一部報道により明らかとなった。新たな銀行法では、銀行が地元のフィンテックやブロックチェーン企業向けにサービスを提供するための新しい分野を創設する運びとなっている。

同報道によると、地元銀行が規制に関する問題やリスクを懸念してフィンテックやブロックチェーン企業に対するサービスの提供を拒んでいるため、同政府は銀行法を改正するべく協議を進めてきたようだ。バミューダのデービッド・バート首相兼財務大臣は、「サービスの提供を拒む銀行のせいで、バミューダの人々のために約束した経済成長と成功を諦めることは許されない」と述べたという。

バミューダ諸島は、かねてより仮想通貨の流通に積極的な姿勢をみせていた。今年4月には、仮想通貨産業を育成するためバミューダ金融庁が仮想通貨ビジネスとICOに関する規制草案を発行した。また、この規制案発表後、国家安全保障省のウェイン・カインズ氏は「バミューダはフィンテック業界でのグローバルリーダになることを目指している」と語っていた。

《HH》

提供:フィスコ

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