本日注目すべき【好決算】銘柄 タマホーム、パソナG、SKジャパン (13日大引け後 発表分)

注目
2018年7月17日 7時00分

13日大引け後に決算を発表した銘柄のなかから、業績好調や配当増額など市場で評価される可能性の高い銘柄を取り上げた。

タマホーム <1419>   ★今期経常は17%増益、15円増配へ

◆18年5月期の連結経常利益は前の期比15.9%増の40.2億円で着地。続く19年5月期も前期比16.7%増の47億円に伸びる見通しとなった。今期は豊富な繰越残を背景に注文住宅の引き渡し棟数が増加するうえ、不動産事業で戸建て分譲やオフィス区分所有権の販売も伸びる。

業績好調に伴い、今期の年間配当は前期比15円増の45円に増配する方針とした。予想PERが15.2倍→12.7倍に低下する一方、配当利回りは4.44%に上昇し、割安感が強まった。

併せて、21年5月期に営業利益120億円(18年5月期実績は46.5億円)を目指す中期経営計画を発表。

パソナG <2168>   ★前期経常が上振れ着地、今期は27%増益・1円増配へ

◆18年5月期の連結経常利益は前の期比53.5%増の66.3億円に拡大し、従来予想の56億円を上回って着地。続く19年5月期も前期比26.7%増の84億円に伸びる見通しとなった。今期は旺盛な人材需要を背景に人材派遣や委託・請負などが伸びるほか、福利厚生代行サービスを展開する子会社ベネフィット・ワン <2412> [東証2]の業績拡大を見込む。

併せて、前期の年間配当を12円→13円に増額し、今期も前期比1円増の14円に増配する方針とした。

住江織物 <3501>   ★今期経常は42%増益へ

◆18年5月期の連結経常利益は前の期比72.9%増の23.5億円に伸びて着地。続く19年5月期も前期比42.1%増の33.5億円に拡大する見通しとなった。今期はインテリア事業は減収減益となるものの、カーペットやマットなど自動車内装事業の好調継続で吸収し、4期ぶりの利益水準に回復を見込む。

予想PERが17.2倍→9.5倍に急低下し、割安感が強まった。

HIOKI <6866>   ★今期経常を7%上方修正、配当も10円増額

◆18年12月期上期(1-6月)の連結経常利益は前年同期比36.5%増の18億円に拡大し、従来予想の15億円を上回って着地。自動車や電子部品業界の旺盛な設備投資需要を背景に、電子計測器などの販売が伸びたことが寄与。

業績好調に伴い、通期の同利益を従来予想の30億円→32.2億円に7.3%上方修正。増益率が14.1%増→22.4%増に拡大する見通しとなった。併せて、今期の年間配当を従来計画の65円→75円(前期は60円)に増額修正した。

佐鳥電機 <7420>   ★今期経常は3.3倍増益、4円増配へ

◆18年5月期の連結経常利益は前の期比39.8%減の2.9億円に落ち込んで着地。続く19年5月期は前期比3.3倍の9.5億円に急拡大する見通しとなった。今期はデバイスソリューション事業、システムソリューション事業の業績拡大を見込むほか、前期に計上した貸倒引当金繰入がなくなることも増益に大きく貢献する。

併せて、今期の年間配当は前期比4円増の38円に増配する方針とした。

SKジャパン <7608>   ★今期経常を35%上方修正

◆19年2月期第1四半期(3-5月)の連結経常利益は前年同期比4.2倍の1.8億円に急拡大して着地。「星のカービィ」、自社企画の「忠犬もちしば」といった定番キャラクター商品の好調継続に加え、カプセルトイキャラクター「シャクレルプラネット」の投入も寄与し、37.3%の大幅増収を達成した。

併せて、通期の同利益を従来予想の2億円→2.7億円に35.0%上方修正。減益率が39.6%減→18.4%減に縮小する見通しとなった。

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