日経平均は4日続伸、23000円に迫るも伸び悩み/相場概況

市況
2018年7月18日 16時03分

日経平均は4日続伸。17日の米国市場でNYダウは55ドル高と4日続伸、ナスダック総合指数は過去最高値を更新した。パウエル連邦準備理事会(FRB)議長が議会証言で米景気の堅調さを強調し、緩やかな利上げ継続を支持したことが好感された。為替市場では1ドル=113円台まで円安が進む場面があり、本日の日経平均はこうした流れから220円高でスタートした。前場には一時22949.32円(前日比251.96円高)まで上昇したが、節目の23000円に迫ると利益確定の売りも出て伸び悩み、この日の安値で取引を終えた。

大引けの日経平均は前日比96.83円高の22794.19円となった。東証1部の売買高は11億4604万株、売買代金は2兆1670億円だった。業種別では、石油・石炭製品、ゴム製品、精密機器が上昇率上位だった。一方、鉱業、食料品、その他製品が下落率上位だった。

個別では、ソフトバンクG<9984>、トヨタ自<7203>、村田製<6981>などがしっかり。ファーストリテ<9983>は2%高となり日経平均を押し上げた。前日まで大きく売られていた安川電<6506>は反発して2%超高、目標株価引き上げ観測の出光興産<5019>は5%近い上昇。マネックスG<8698>やスタートトゥ<3092>も上げが目立った。また、SKジャパン<7608>が連日でストップ高を付けたほか、ライク<2462>なども東証1部上昇率上位に顔を出した。一方、任天堂<7974>が反落し、ソニー<6758>やキーエンス<6861>もさえない。JT<2914>、東海カーボ<5301>は3%超安。JTは改正健康増進法の成立を受けて売られたようだ。また、コロプラ<3668>やイオンファン<4343>などが東証1部下落率上位に顔を出した。

《HK》

提供:フィスコ

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