「インバウンド」が17位にランキング、上半期訪日客数が初の1500万人突破<注目テーマ>
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みんなの株式と株探が集計する「人気テーマランキング」で、「インバウンド」が17位となっている。
日本政府観光局は18日、1~6月累計の訪日客数が前年同期比15.6%増の1589万9000人になったと発表。航空路線の新規就航や増便などの効果で、上半期として初めて1500万人を突破した。
6月単月は前年同月比15.3%増の270万5000人。中国からの訪日客数が同29.6%増と高い伸びを続けている一方、韓国は同6.5%増とやや鈍化した。今後は6月に発生した大阪北部地震や7月の豪雨の影響がどの程度出るかが注目される。
こうしたなか、インバウンド需要の影響を受けやすい百貨店業界の足もと業績は堅調で、高島屋<8233>の19年2月期第1四半期(3~5月)の連結営業利益は85億5200万円(前年同期比5.7%増)で着地。また、6月度の免税売り上げは前年同月比48.3%増となっている。
松屋<8237>の19年2月期第1四半期(3~5月)の連結営業利益は3億9400万円(前年同期比11.1%増)となった。6月度は好調な免税売上高が牽引するかたちで、化粧品・時計の売上高が前年同月比1.5倍の伸びを示している。
このほか化粧品を手掛ける企業にも好影響が期待され、7月30日に18年12月期第2四半期決算を発表予定のポーラ・オルビスホールディングス<4927>、7月31日に19年3月期第1四半期決算を発表予定のコーセー<4922>、8月8日に18年12月期第2四半期決算を発表予定の資生堂<4911>などが注目される。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)