10万円以下で買える、2ケタ増益&低PBR「お宝候補」31社 【東証1部】編 <割安株特集>
上場企業の売買単位の引き下げや株式分割などで、株式の購入に必要な最低投資金額(株価×売買単位)は低下傾向にある。東証1部上場企業では476社が最低投資金額10万円以下で購入できる。また、ネット証券の多くでは約定金額が低い取引の手数料を重点的に引き下げる傾向にあり、手数料を気にせずに売買が可能となっている。
最低投資金額が10万円以下の銘柄は小額資金で購入できるほか、同じ予算でも高株価の銘柄に比べ株数を多く購入したり、買付や売却の時期を分散できるメリットがある。今回は今期の経常利益が2ケタ増益を見込み、かつ理論上の解散価値であるPBR(株価純資産倍率)が1倍を下回る割安感の強い銘柄に注目してみた。
下表は東証1部上場銘柄を対象に、(1)最低投資金額が10万円以下、(2)時価総額200億円以上、(3)今期経常利益が前期比10%以上増益、(4)実績PBRが1倍以下――を条件に投資妙味が高まる割安な「お宝候補」31社を選び出し、最低投資金額の低い順に記した。(※最低投資金額、PBRは20日現在)
なお、22日(日)16時00分に「10万円以下で買える、2ケタ増益&低PBR『お宝候補』【2部・新興】編」を配信する予定です。ご期待下さい。
最低投資 ┌ 経常利益┐ 実績
コード 銘柄 金額 増益率 今期 PBR
<3315> 日本コークス 11700 14.7 3700 0.75
<8524> 北洋銀 38400 40.0 21200 0.36
<7599> IDOM 38900 17.3 6800 0.98
<6472> NTN 46400 18.4 37000 0.97
<7004> 日立造 51100 167 9000 0.74
<7822> 永大産業 51600 18.4 2850 0.47
<7180> 九州FG 52200 15.0 33800 0.38
<4220> リケンテクノ 53400 12.8 6100 0.73
<9310> トランシティ 53700 28.2 4000 0.61
<8168> ケーヨー 53800 22.4 3000 0.79
<9831> ヤマダ電 55400 69.2 80100 0.76
<2418> ツカダGHD 60400 14.8 5050 0.87
<4620> 藤倉化 63400 10.4 3100 0.62
<2734> サーラ 70000 22.5 5500 0.79
<1827> ナカノフドー 70200 15.7 5300 0.82
<6584> 三桜工 70400 20.8 5000 0.60
<8016> オンワード 73800 23.1 7300 0.65
<7955> クリナップ 78200 127 950 0.55
<8841> テーオーシー 78900 25.6 5800 0.92
<5288> アジアパイル 79800 15.1 3450 0.99
<3608> TSIHD 80100 18.8 4500 0.74
<6480> トムソン 82400 125 5400 0.99
<4410> ハリマ化成G 83200 12.3 4500 0.64
<8151> 東陽テク 88800 25.5 1300 0.73
<5930> 文化シヤタ 89400 23.7 9500 0.91
<9837> モリト 91400 11.6 1900 0.78
<5852> アーレスティ 94200 19.5 5300 0.37
<2009> 鳥越粉 95100 10.1 1900 0.70
<8358> スルガ銀 96100 247 36500 0.65
<3553> 共和レ 97400 16.5 3900 0.77
<6363> 酉島 97600 29.1 2000 0.79
※単位は最低投資金額が円、増益率が%、経常利益が百万円、実績PBRが倍。
※今期最終赤字、無配の企業は除いた。
株探ニュース