コマツなど中国関連株が安い、米中貿易摩擦の再燃を警戒
中国関連株が安い。コマツ<6301>や日立建機<6305>、ファナック<6954>、資生堂<4911>などが値を下げている。トランプ米政権は中国からの輸入品2000億ドル相当にかける関税の税率を従来想定していた10%から25%に引き上げることを検討している、と報じられたことが警戒された。これを受けて、前日の米株式市場では中国向け比率が高いキャタピラーやボーイングなどの株が下落。この日の東京市場でも、米中貿易摩擦再燃への懸念から中国関連株に売りが先行している。米政府はすでに中国製品500億ドルに25%の関税を適用することを決め340億ドル分に適用しており、さらに食料品や素材など2000億ドル相当にも追加関税をかける方針を示している。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)