【今週読まれた記事】日銀ETF配分見直しで個別株“勝負の地合い”は整った

特集
2018年8月4日 6時30分

株探でその週によく読まれた記事を紹介する【今週読まれた記事】のコーナー、今週は7月28日から8月3日までの株探へのアクセス状況を元に人気の記事をご紹介します。

注目された日銀政策決定会合の結果について、懸念されていた波乱はなく無事通過となった日本市場。しかし今回の決定は今後重要な変化をもたらす可能性もあるため、詳細に分析しておく必要がありそうです。「日銀のETFの購入に際しての資金配分変更は、日経225種に採用されていない中小型株の物色人気に火をつける可能性」を指摘するのは、「中村潤一の相場スクランブル 『日銀会合後に急浮上、8月の材料株旋風に乗れ』」の中村編集長。個別株で勝負できる地合いが整ったと分析しつつ、「無理をせず、深追いせず、手仕舞う勇気も必要」と実践的なスタンスでの投資姿勢を提言して人気ランキングの上位に入りました。

日銀政策決定会合の前後、市場がどのように反応したかをつぶさに追った「徹底取材・日銀『ETF配分』見直し決定、“8円88銭高”の裏で変わったもの <株探トップ特集>」は、今後の影響を予測する上で必見の記事となっています。銀行株、中小型品薄株、バリュー株の可能性について言及し、多くの読者に読まれました。

「不当株安の是正は日銀ができるし、やるべきだ」と日銀の超金融緩和策を支持し、2%インフレ目標の達成が株価水準を大きく上げることになると指摘するのは、大人気コラム「武者陵司 『封印された出口論、2%インフレ期待等価株価を想定しよう』」の武者氏。米国の中央銀行が市場介入によって金融市場の立て直しを成功させた例を挙げ、「日銀は株式バリュエーションを政策誘導の有力参考指標とするべき時に来ている」と提言しています。

そのほか、「実は2016年9月にも日経平均型ETFの購入を減らし、TOPIX型ETFの購入を増やすという見直しが行われたことがある」と、豊富な経験から予想を展開する「【北浜流一郎のズバリ株先見!】 ─ 猛暑の夏に備えるべきこと! 小型・中型企業を選別」や、「こうした株価に与える影響の大きい材料にしては、株価は良きにつけ悪しきにつけ動きが鈍いが、これまで株価を下押していた不安材料が徐々に薄れつつあるようにみえるのも事実」と、8月相場への期待を強める「【植木靖男の相場展望】 ─ 不安材料薄れ8月高へ」など、多種多様な視点で書かれたコラムはどれも大人気となっています。また、相場観特集は2氏に展望を伺っています。どの記事もお見逃しなく。

“FAANG”からの警告、8月「日本株の行方」占うアップル株 <東条麻衣子の株式注意情報>

富田隆弥の【CHART CLUB】 「政策見直す日銀」

大塚竜太氏【夏枯れかサマーラリーか、8月相場をずばり読む】(1) <相場観特集>

田部井美彦氏【夏枯れかサマーラリーか、8月相場をずばり読む】(2) <相場観特集>

4-6月期決算発表が本格化し、注目される個別中小型株も明暗が分かれています。株探では好業績企業を特集した記事を数多く配信していますが、4-6月期に過去最高益を出し、かつ今期も最高益を見込む企業をリストアップした「利益成長“青天井”銘柄リスト【第1弾】 21社選出 <成長株特集>」は特に多くのアクセスを集め、今週のランキングトップに輝きました。

また、8月14日までの決算発表集中期間、増収増益となった企業を毎日配信する「“好発進”銘柄を追う! 4-6月期【増収増益】リスト」も大人気となっており、すべてが上位にランキングされる結果となりました。さらに、人気定番記事「本日の【サプライズ決算】」は16時に「速報」、18時に「続報」を配信し、こちらも多くのアクセスを集めています。これらをチェックすることで、決算発表に関する注目情報を網羅することができます。ぜひご活用ください。

“好発進”銘柄を追う! 4-6月期【増収増益】リスト <成長株特集> 7月27日版

“好発進”銘柄を追う! 4-6月期【増収増益】リスト <成長株特集> 7月30日版

“好発進”銘柄を追う! 4-6月期【増収増益】リスト <成長株特集> 7月31日版

“好発進”銘柄を追う! 4-6月期【増収増益】リスト <成長株特集> 8月1日版

“好発進”銘柄を追う! 4-6月期【増収増益】リスト <成長株特集> 8月2日版

★本日の【サプライズ決算】続報 (07月27日)

★本日の【サプライズ決算】続報 (07月30日)

★本日の【サプライズ決算】続報 (07月31日)

★本日の【サプライズ決算】続報 (08月01日)

★本日の【サプライズ決算】続報 (08月02日)

5万円以下で買える「お宝候補」銘柄や高利回り銘柄の特集もすべてランクインしており、好業績や割安な企業を特集した記事が強さを見せつける週となりました。

5万円以下で買える、高利回り&低PBR「お宝候補」17社選出【東証1部】編 <割安株特集>

5万円以下で買える、高利回り&低PBR「お宝候補」21社選出【2部・新興】編 <割安株特集>

【高配当利回り銘柄】ベスト30 <割安株特集> 8月2日版

銘柄を選定する上で、“投資テーマ”も重要な要素です。決算発表の記事に押される形となってはいますが、「“Vチューバー関連銘柄”最前線、新市場から大化け株は生まれるか <株探トップ特集>」は、見逃せない新しいテーマの特集として読者の関心を引き、週後半に掲載された記事ながらランクインする結果となっています。

そのほか、投資テーマに関する記事では、以下もよく読まれています。

“日本橋の空”復活へ、動き出した「首都高地下化」で浮上する株 <株探トップ特集>

「全固体電池」がランキング首位、国を挙げて開発に本腰<注目テーマ>

「iPS細胞」が5位に浮上、パーキンソン病治療に関する治験発表で関心度急上昇<注目テーマ>

JPX日経400の注目度上昇、8月の入れ替え迫る<注目テーマ>

引け後の材料を一覧でチェックできる、もう一つの定番記事【明日の好悪材料】も、今週もすべての記事がランクインする結果となりました。銘柄選択にぜひお役立てください。

【明日の好悪材料】を開示情報でチェック! (7月27日発表分)

【明日の好悪材料】を開示情報でチェック! (7月30日発表分)

【明日の好悪材料】を開示情報でチェック! (7月31日発表分)

【明日の好悪材料】を開示情報でチェック! (8月1日発表分)

【明日の好悪材料】を開示情報でチェック! (8月2日発表分)

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