トヨタは売り買い交錯で始まる、NAFTA合意も依然不透明感は拭えず

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2018年8月29日 9時06分

トヨタ自動車<7203>は売り買い交錯。前日まで3日続伸で7000円大台を回復、25日移動平均線との下方カイ離も解消したが、目先は強弱感が対立している。足もと、外国為替市場でドル高・円安に振れていることは追い風ながら、引き続き米通商政策を巡る思惑からいったん利益確定を優先する動きも出ている。北米自由貿易協定(NAFTA)の見直しを巡る米国とメキシコの2国間協議が27日、大筋合意。自動車関税ゼロを維持する条件として現地での部品調達比率引き上げのほか、米国製部品の購入拡大を事実上義務付ける条項を新設する見通し。メキシコに生産拠点を持つ日本の自動車メーカーにとっては最悪のシナリオは回避されたことで買い安心感が出ている。ただ、今後カナダを含む3カ国で最終合意できるかが焦点となっており、仮に首尾よく進まなかった場合は、カナダでの生産ウエートの高いトヨタにとってはネガティブ材料として株価の押し下げ圧力となる。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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