10万円以下で買える、財務健全・低PBR「お宝候補」19社 【東証1部】編 <割安株特集>

特集
2018年8月31日 19時30分

上場企業の売買単位の引き下げや株式分割などで、株式の購入に必要な最低投資金額(株価×売買単位)は低下傾向にある。東証1部上場企業では502社が最低投資金額10万円以下で購入できる。また、ネット証券の多くでは約定金額が低い取引の手数料を重点的に引き下げる傾向にあり、手数料を気にせずに売買が可能となっている。

最低投資金額が10万円以下と小額資金で購入が可能な銘柄は、同じ予算でも高株価の銘柄に比べ株数を多く購入したり、買付や売却の時期を分散できるメリットがある。今回は、財務体質の安全性を見る指標の1つである「株主資本比率」に注目してみた。株主資本は株主からの払込金と過年度からの利益の蓄積で構成され、負債とは異なり返済・支払を必要としない資金であるため、総資産に対する比率が高いほど財務の安定性が高いといわれている。また、割安株という観点からPBRが1倍以下の銘柄に絞り込んだ。

下表は東証1部上場銘柄を対象に、(1)最低投資金額が10万円以下、(2)株主資本比率が75%以上、(3)PBRが1倍以下――を条件に投資妙味が高まる割安「お宝候補」19社を選び出し、最低投資金額の低い順に記した。(※最低投資金額、PBRは31日現在)

なお、9月2日(日)16時00分に「10万円以下で買える、財務健全・低PBR『お宝候補』【2部・新興】編」を配信する予定です。ご期待下さい。

最低投資 株主資本   実績

コード 銘柄        金額   比率   PBR

<7908> KIMOTO   30900   76.6   0.79

<3366> 一六堂      38000   84.0   0.68

<1914> 日基技      39100   75.4   0.47

<8118> キング      46100   87.0   0.41

<6938> 双信電機     54700   80.3   0.81

<9760> 進学会HD    59300   89.7   0.43

<5809> タツタ      60800   82.8   0.90

<6345> アイチコーポ   62800   79.7   0.80

<9475> 昭文社      64600   80.3   0.70

<5951> ダイニチ工業   73600   88.2   0.54

<4033> 日東エフシー   75900   89.4   0.47

<8841> テーオーシー   80800   77.4   0.93

<6140> 旭ダイヤ     82200   77.8   0.79

<3376> オンリー     88600   81.5   0.67

<8151> 東陽テク     89700   87.5   0.74

<5357> ヨータイ     91600   75.3   0.88

<7970> 信越ポリ     93500   75.3   0.99

<2674> ハードオフ    95700   83.1   1.00

<2009> 鳥越粉      97700   78.8   0.70

※単位は最低投資金額が円、株主資本比率が%、PBRが倍。

※今期最終赤字、無配の企業は除いた。

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