アルチザは４日続落、国内向け製品販売のずれ込みで１８年７月期業績は下振れ着地

アルチザネットワークス<6778>が４日続落している。同社は６日取引終了後に、１８年７月期通期の連結決算を発表。営業損益は６億７２００万円の赤字（前の期は１億５５００万円の赤字）となり、従来計画の５億４５００万円の赤字から下振れ着地した。

売上高は２３億３５００万円（前の期比１７．３％増）と増収を確保したものの、従来計画の２６億円には届かなかった。主力のモバイルネットワークソリューション事業は海外向けが堅調に推移した半面、国内の売り上げは５Ｇの開発投資を行っている顧客の慎重な投資姿勢から、第３四半期以降と想定していたＬＴＥ－ＡｄｖａｎｃｅｄおよびＬＴＥ－Ａｄｖａｎｃｅｄ　Ｐｒｏに対応する製品の販売時期がずれ込んだことが影響した。

同時に公表した１９年７月期通期の連結業績予想は、売上高２６億円（前期比１１．３％増）、営業損益１億５０００万円の赤字。モバイルネットワークソリューションは５Ｇ向け製品の販売やＬＴＥ－Ａｄｖａｎｃｅｄ　Ｐｒｏに対応する製品の販売を見込んでいるが、海外向けは前期に比べ減少するとみている。

出所：みんなの株式（minkabu PRESS）