東京株式(前引け)=続伸、円安など背景にリスクオンの流れに

市況
2018年9月11日 11時48分

11日前引けの日経平均株価は前営業日比222円43銭高の2万2595円52銭と続急伸。前場の東証1部の売買高概算は6億7114万株、売買代金概算は9353億7000万円。値上がり銘柄数は840、対して値下がり銘柄数は1165、変わらずは100銘柄だった。

きょう前場の東京市場は寄り付きから買い優勢で始まり、その後は次第高の展開となった。前日の米株市場は高安まちまちだったが、外国為替市場で1ドル=111円40銭近辺まで円安が進み、これが追い風材料となり輸出主力株中心に買われた。海外ヘッジファンドとみられる買い戻しが株価指数先物に入り、これが全体相場の上げ足を助長した。全般物色意欲は旺盛だったが実需の買いは今一つ盛り上がりを欠いた状態で、前場の売買代金は1兆円台に届かなかった。

個別ではファーストリテイリング<9983>が大幅高、任天堂<7974>も堅調。トヨタ自動車<7203>、ソニー<6758>も買い優勢だった。東京エレクトロン<8035>、ファナック<6954>なども上昇した。ライクキッズネクスト<6065>が急騰、日本エンタープライズ<4829>、ネオス<3627>なども大幅高に買われた。ルネサスエレクトロニクス<6723>も物色人気。半面、村田製作所<6981>が値を下げ、太陽誘電<6976>も売られた。レノバ<9519>が急落、TATERU<1435>も大幅下落した。インターアクション<7725>の下げも目立った。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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