「元号関連」が11位にランクイン、「平成最後の○○」が巷にあふれ注目度も上昇<注目テーマ>
1 ワイヤレス充電
2 人工知能
3 5G
4 全固体電池
6 半導体
7 QRコード
8 情報セキュリティ
9 電線地中化
10 半導体製造装置
みんなの株式と株探が集計する「人気テーマランキング」で、「元号関連」が11位にランクインしている。
天皇陛下が19年4月30日に退位され、皇太子さまが5月1日に即位される。これに伴い、「平成最後の○○」の文字がメディアをはじめさまざまなところで見られるようになった。これに関連して、株式市場ではカレンダーをはじめとする各種印刷物への特需の思惑から印刷会社株などが関連銘柄として注目されているが、さらに「平成のうちに」あるいは「新元号元年」への関心の高さから、ブライダルに関する問い合わせも増えているという。改元や皇室の慶事に伴う婚姻数の増加には前例があり、厚生労働省の「人口動態統計の年間推計」によると、93年6月の皇太子様ご成婚、05年11月の紀宮様ご成婚といった暦の前後には前年に比べて婚姻件数が増加している。また、平成元年に当たる89年、ミレニアムを挟んだ00年、01年前は、前の年に比べて婚姻数は増加しており、日本人の「あやかり婚」に対する意識の高さがうかがえる。印刷会社と並んで、こうした銘柄への関心も高まりそうだ。
なお、この日の関連銘柄の動きとしては、日本金銭機械<6418>、グローリー<6457>、凸版印刷<7911>、光陽社<7946>などが堅調な動き。ブライダル関連ではテイクアンドギヴ・ニーズ<4331>、ワタベウェディング<4696>なども高い。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)