新興市場銘柄ダイジェスト:オークファンやウィザスが急伸

材料
2018年10月1日 16時04分

<3674> オークファン 888 +80

大幅に続伸。10万株(0.80億円)を上限に自社株買いの実施を発表。発行済株式総数(自社株を除く)に対する割合は1.01%。経営環境の変化に対応した機動的な資本政策の遂行を図るため。また、株主優待制度を新設。9月末日現在、300株以上500株未満保有の株主に1000円相当の優待割引券を、500株以上保有の株主に2000円相当の優待割引券を贈る。

<3892> 岡山製紙 909 +19

大幅に3日続伸。19年5月期第2四半期累計の営業損益を従来予想の2.50億円の黒字から3.60億円の黒字(前期実績1.56億円の赤字)に上方修正。中国向け輸出が規制された影響で、国内の古紙流通量が増加して価格が下落したことから原料費が減少し、利益を押し上げる見込み。通期予想(前期比916.5%増の3.60億円の黒字)は変更していない。第1四半期は2.77億円の黒字で着地した。

<4584> GTS 1014 +15

続伸。三和化学研究所と共同研究開発していたダルベポエチンアルファのバイオ後続品について、同研究所が9月28日付で厚生労働省へ医薬品製造販売承認申請を行ったと発表。ダルベポエチンアルファは持続型赤血球造血刺激因子製剤で、腎性貧血患者の症状を改善する目的で使用されている。先行品の国内年間売上は約500億円で、製造承認を取得した際は販売売上に応じて三和化学研究所と利益を配分する。

<2667> イメージワン 714 0

一時急伸。東京大学発のベンチャー企業で、医療領域の画像解析技術を開発するエルピクセルと業務提携契約を締結したと発表。自社主力商品の医療画像情報システム「PACS」にエルピクセルの診断支援AI技術を実装し、医療現場で実用性の高いシステムとするため、共同開発を進める。ディープラーニングによるAI技術を医療画像分析に応用し、医療画像診断を支援するシステムの商品化を目指す。

<9696> ウィザス 427 +23

急伸。学研ホールディングス<9470>と業務資本提携契約を締結したと発表。両社のグループが運営する教室・学習塾で連携を図るほか、学習コンテンツの共同開発や学習アセスメントの共同開発・普及で協力する。学研HDはウィザス株の2.87%程度を主要株主から株式譲渡で取得する。ウィザスは学研HDによる株式取得の完了後、その取得価額を上限として市場買付などの方法で学研HD株を取得する。

<6188> 富士ソフトSB 1065 +85

急伸。東証の承認を受け、5日から第2部へ市場変更すると発表。同社は「今後も財務体質の強化と営業力の強化、優秀な人材の確保と社員モラルの高揚を促進して業績の向上に努め、経営体質強化の推進を図る」などとコメント。2部上場で株式需要が増大するとの期待に加え、年初来高値(1189円)に向けて株価が上昇基調にあることも投資家の買い意欲につながっているようだ。

《DM》

提供:フィスコ

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