急落後のリバウンド狙う、ボリンジャー【-3σ】ブレイク銘柄 高ROE 13社選出 <テクニカル特集> 10月9日版
9日の東京株式市場は、前週後半の米長期金利上昇を背景としたリスク警戒ムードが尾を引く展開。中国人民銀行が預金準備率を引き下げたことで人民元安を招き、米中貿易摩擦の問題が改めてクローズアップ。半導体関連株に売りがかさみ、投資マインドを悪化させたほか、CTAなど高速アルゴリズム売買の影響も下げ足を加速させる背景になった。日経平均株価は前営業日比314円安の2万3469円と大幅安で4日続落。東証1部の値上がり銘柄数は247、値下がり銘柄数は1823、変わらずは40。
本特集では、テクニカル指標で“買われ過ぎ”“売られ過ぎ”の目安として使われるボリンジャーバンドと経営の効率性を判断する指標として重視するROE(自己資本利益率)に注目しました。ボリンジャーバンド「-3σ」を9日終値が下回り、ROEの基準とされる8%以上の13社をピックアップ。-3σとのカイリ率が大きい順に記しました。
-3σをブレイクアウトした銘柄は、買い戻しやリバウンド狙いの買いが入りやすいとされており、短期的な買い候補として注目してはいかがでしょう。
-3σとの
銘柄名 カイリ率 ROE
<4763> C&R -2.66 16.66
<2659> サンエー -2.24 8.76
<3934> ベネフィJ -1.17 18.60
<4203> 住友ベ -0.80 9.26
<3397> トリドール -0.80 17.44
<6284> ASB機械 -0.54 17.79
<6143> ソディック -0.51 10.06
<1768> ソネック -0.43 10.14
<6196> ストライク -0.20 23.64
<6920> レーザーテク -0.16 18.50
<6727> ワコム -0.15 13.78
<8715> アニコムHD -0.09 12.39
<9994> やまや -0.05 11.23
※当情報は参考資料・データとして提供しております。売買に関する最終決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
株探ニュース