10万円以下で買える、3期連続増益&低PBR「お宝候補」17社 【2部・新興】編 <割安株特集>
上場企業の売買単位100株統や株式分割実施などで、株式の購入に必要な最低投資金額(株価×売買単位)は低下傾向にある。東証2部・新興市場企業では706社が最低投資金額10万円以下で購入できる。また、ネット証券の多くでは約定金額が低い取引の手数料を重点的に引き下げる傾向にあり、手数料を気にせずに売買が可能となっている。
最低投資金額が10万円以下の銘柄は小額資金で購入できるほか、同じ予算でも高株価の銘柄に比べ株数を多く購入したり、買付や売却の時期を分散できるメリットがある。今回は、今期の経常利益が3期以上連続で増加を見込み、かつ理論上の解散価値であるPBR(株価純資産倍率)が1倍を下回る割安感の強い銘柄に注目してみた。
下表は東証2部、ジャスダック、マザーズ上場銘柄を対象に、(1)最低投資金額が10万円以下、(2)時価総額50億円以上、(3)今期経常利益が3期以上連続で増加を見込む、(4)実績PBRが1倍以下――を条件に投資妙味が高まる割安な「お宝候補」17社を選び出し、最低投資金額の低い順に記した。(※最低投資金額、PBRは26日現在)
なお、26日(金)に配信した「10万円以下で買える、3期連続増益&低PBR『お宝候補』【東証1部】編」も併せてご覧ください。
最低投資 ┌経常利益┐ 増益 実績
コード 銘柄 市場 金額 増益率 今期 連続期数 PBR
<8922> JAM 東M 12300 6.6 7700 9 0.91
<7254> ユニバンス 東2 30800 64.1 850 3 0.33
<8844> コスモスイニ JQ 57700 9.9 4800 4 0.76
<9888> UEX JQ 65200 9.5 1700 3 0.62
<7315> IJTT 東2 68900 5.8 9100 3 0.49
<7643> ダイイチ JQ 70500 0.5 1380 13 0.75
<6254> 野村マイクロ JQ 73800 1.7 1150 5 0.78
<6246> Tスマート 東2 74800 42.1 1820 3 0.69
<7297> カーメイト JQ 78800 0.8 1299 4 0.48
<8931> 和田興産 JQ 82000 3.1 2500 3 0.41
<8208> エンチョー JQ 85000 2.9 390 4 0.62
<8909> シノケンG JQ 87300 8.2 13200 8 0.98
<7814> 日本創発G JQ 90500 38.7 1800 4 0.96
<6890> フェローテク JQ 90800 18.8 8500 6 0.67
<9059> カンダ 東2 92200 3.7 1880 5 0.60
<5984> 兼房 東2 97000 13.7 1810 3 0.59
<8157> 都築電 東2 97000 3.4 2700 4 0.63
※単位は最低投資金額が円、経常利益が百万円、増益率が%、PBRが倍。
株探ニュース