5万円以下で買える、財務健全・低PBR「お宝候補」24社 【東証1部】編 <割安株特集>

特集
2018年11月2日 19時30分

上場企業の売買単位100株統一や株式分割実施などで、株式の購入に必要な最低投資金額(株価×売買単位)は低下傾向にある。東証1部上場企業では160社が最低投資金額5万円以下で購入できる。また、ネット証券の多くでは約定金額が低い取引の手数料を重点的に引き下げる傾向にあり、手数料を気にせずに売買が可能となっている。

今回は、財務体質の安全性を見る指標の1つである「株主資本比率」に注目してみた。株主資本は株主からの払込金と、過年度からの利益の蓄積で構成されている。負債とは異なり返済・支払を必要としない資金であるため、総資産に対する比率が高いほど財務の安定性が高いといわれている。また、割安株という観点からPBRが1倍以下の銘柄に絞り込んだ。

下表は東証1部上場銘柄を対象に、(1)最低投資金額が5万円以下、(2)株主資本比率が50%以上、(3)PBRが1倍以下――を条件に投資妙味が高まる割安「お宝候補」24社を選び出し、最低投資金額の低い順に記した。(※最低投資金額、PBRは2日現在)

なお、4日(日)16時に「5万円以下で買える、財務健全・低PBR『お宝候補』【2部・新興】編」を配信する予定です。ご期待下さい。

最低投資 株主資本  実績

コード 銘柄        金額   比率   PBR

<1514> 住石HD     12100   77.7  0.64

<9479> インプレス    17200   62.2  0.76

<8166> タカキュー    19200   59.5  0.67

<7908> KIMOTO   22200   76.5  0.56

<9930> 北沢産      25000   52.5  0.50

<7727> オーバル     27100   61.1  0.49

<9972> アルテック    27600   62.2  0.48

<8077> 小林産      31000   51.1  0.66

<9067> 丸運       31800   58.3  0.42

<3366> 一六堂      36900   85.1  0.65

<6489> 前沢工業     40300   55.1  0.46

<1826> 佐田建      40500   54.7  0.51

<6853> 共和電      40900   68.2  0.73

<5363> TYK      42900   67.0  0.70

<1921> 巴        43800   51.6  0.58

<8018> 三共興      44600   71.3  0.54

<9995> イーストン    45800   68.8  0.47

<8127> ヤマトインタ   45800   74.9  0.53

<3512> フエルト     46300   74.5  0.53

<8118> キング      46600   87.0  0.42

<8230> はせがわ     46600   57.0  0.84

<7822> 永大産業     46800   66.8  0.43

<6059> ウチヤマHD   48000   50.8  0.60

<4220> リケンテクノ   49300   51.7  0.66

※単位は最低投資金額が円、株主資本比率が%、PBRが倍。

※今期最終赤字、無配の企業は除いた。

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