東京株式(前引け)=大幅続伸、米中間選挙巡り荒い値動きも買い意欲強い
7日前引けの日経平均株価は前営業日比272円87銭高の2万2420円62銭と大幅続伸。前場の東証1部の売買高概算は7億6690万株、売買代金概算は1兆3789億5000万円。値上がり銘柄数は1671、対して値下がり銘柄数は387、変わらずは53銘柄だった。
きょう前場の東京市場は買い優勢で始まり、日経平均は寄り後も水準を切り上げたが、9時40分前後から値を崩し一時マイナス圏に沈む場面もあった。その後は再び買い直され、300円近く上昇、前引けも高値圏で着地している。米中間選挙の情勢に左右される地合いで値動きは荒いが、基本的に買い意欲は強い。共和党優勢との見方が先物主導で全体指数を押し上げている。
個別では、ファーストリテイリング<9983>が売買代金トップで大幅高、任天堂<7974>も高い。トヨタ自動車<7203>が上昇し、東海カーボン<5301>も物色人気。エー・アンド・デイ<7745>がストップ高に買われ、カチタス<8919>も値を飛ばした。半面、ダイキン工業<6367>が売られ、オリンパス<7733>も値を下げた。りらいあコミュニケーションズ<4708>が急落、シュッピン<3179>も大幅安。宝ホールディングス<2531>、三菱マテリアル<5711>も安い。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)