「RIZAP関連」が18位にランク、拡大路線転換で今後のビジネスモデルに関心<注目テーマ>
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みんなの株式と株探が集計する「人気テーマランキング」で、「RIZAP関連」が18位となっている。
RIZAPグループ<2928>はこの日、売り物がかさみ前場終了時点でストップ安ウリ気配となっている。同社は14日取引終了後に、19年3月期通期の連結業績予想を修正。最終損益はこれまで見込んでいた159億4000万円の黒字から一転、70億円の赤字になりそうだと発表した。
会社側では、ワンダーコーポレーション<3344>やジャパンゲートウェイ(東京都新宿区)、サンケイリビング新聞社(東京都千代田区)、ぱど<4833>、タツミプランニング(横浜市)のメガソーラー事業など、過去1年以内にグループ入りした企業・事業を中心に経営改善が当初の見込みより遅れているほか、MRKホールディングス<9980>の業績回復が遅れていること、SDエンターテイメント<4650>の北海道胆振東部地震に伴う特別損失の計上などが主な要因だとしている。
なお、同社は来期以降の早期黒字化を目指し、構造改革策を打ち出している。具体的には、RIZAPボディメイク事業をはじめスポーツ・フード・ヘルスケアといった成長分野に経営資源を集中し、短期的な収益改善が難しい事業や当初想定していたグループシナジーが見込めない事業は縮小・撤退・売却を進める方針。また、これまで積極買収を続けてきたビジネスモデルを転換し、グループ会社・事業の回復のメドが立つまで新たなM&Aは原則として凍結するとしており、今後の動向が注目されている。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)