★本日の【イチオシ決算】 スリープロ、毎コムネット、スズケン (11月27日)
1)本日(11月27日)引け後に発表された決算・業績修正
● イチオシ決算
【スリープロ <2375> [東証2]】 ★今期経常は14%増で3期連続最高益・2円増配へ
◆18年10月期の連結経常利益は前の期比52.9%増の6.1億円に拡大し、従来予想の4.9億円を上回って着地。続く19年10月期も前期比14.2%増の7億円に伸び、3期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。今期も人手不足や働き方改革の進展を追い風に、通信販売事業者向けコールセンターやソフトウェア開発受託、IT技術者派遣業務の受注が伸びる。引き続き販管費の削減も進め、4期連続の増収増益を目指す。
業績好調に伴い、前期の年間配当を7円→8円(前の期は5円)に増額し、今期も前期比2円増の10円に増配する方針とした。
● サプライズな決算発表・業績修正
毎コムネット <8908> ★上期経常を一転41%増益に上方修正
◆19年5月期上期(6-11月)の連結経常利益を従来予想の3.6億円→5.6億円に56.9%上方修正。従来の10.2%減益予想から一転して40.9%増益見通しとなった。販売用不動産の売却や学生向けマンションの管理収入が堅調に推移するなか、広告宣伝費が想定を下回ることに加え、一部経費が下期にずれ込むことが上振れの要因となる。
スズケン <9987> ★今期最終を32%上方修正、4%上限に自社株買い実施
◆19年3月期の連結最終利益を従来予想の201億円→266億円に32.3%上方修正。増益率が6.8%増→41.3%増に拡大する見通しとなった。保有する投資有価証券の一部売却に伴い、売却益93.1億円が発生することが最終利益を押し上げる。
併せて、発行済み株式数の4.22%にあたる400万株を上限に自社株買いを実施すると発表。株主還元の拡充を好感する買いも期待される。
■引け後発表
◆第1四半期決算:
<8057> 内田洋
合計1社
※「株探」では、株価、PER、利回りなどを併記した【決算発表・業績修正】銘柄一覧をご覧いただけます。
株探ニュース